2017/12/21 19:00

ROOMIE編集部が選ぶ、正月に一気読みしたい漫画

ROOMIE編集部が選ぶ、正月に一気読みしたい漫画
ROOMIE編集部が選ぶ、正月に一気読みしたい漫画
これから迎える正月休みは、1年の中でも心の底からリラックスできる時間。だからこそ、普段はできないことをしたい。そこでおすすめするのが漫画の一気読み。

小説よりも気軽で、映画ほど疲れない。様々な価値観に一気に触れられて考え方が広がるのが漫画だ。

ということで、今回は正月休みに、時間を気にせず一気読みしたい漫画たちをカルチャーにも敏感なROOMIE編集部員たちがご紹介。

『ちひろさん』 BY武田
ちひろさん

前作『ちひろ』は風俗嬢・ちひろと彼女に惹かれる人物らによる、オフビートな名作。なのに読んでこなかった。周囲の誰しもが両手放しでほめすぎたのだ。現代の生きづらさがメインテーマのように勝手にイメージしていたのも大きい。

それがひょんなことから今年続編である本作も含めて一気に読んだ。夜の社会から離れ、弁当屋で働き、廃墟で一人飲み、釣りを楽しむ「ちひろさん」は、人生のお手本ような人物だ。

周囲の下馬評やイメージなんて、まるで気にする必要なんてないことを教えてくれる作品を、ぼくもまた周囲に勧めてしまっている。
(既刊7巻)

ちひろさん 1 (A.L.C.DX)



ちひろさん 1 (A.L.C.DX)


¥669 詳細はこちら



『ニューヨークで考え中』 BY緑川
ニューヨークで考え中
冬の寒そうな感じと、線のシンプルさが、今の季節にぴったり。アーティスト・近藤聡乃さんによる、のんびりマイペースニューヨークライフのコミックエッセイ。

見開き2ページ、一話完結なので読みやすいし、著者のお人柄が現れまくりの、あまりにたんたんとしたエッセイがおもしろい!
(既刊2巻)

ニューヨークで考え中



ニューヨークで考え中


¥1,080 詳細はこちら



『本田鹿の子の本棚 暗黒文学少女篇』 BY鈴木
本田鹿の子の本棚 暗黒文学少女篇

人の本棚は気になる。「みんなの部屋」取材へ行くと、ほぼ毎回チラチラ見てしまう。友人や家族など、素性がわかっている人間の本棚ならなおさらだ。

このマンガは娘との距離を縮めるため、父親が娘の部屋に忍び込み、本棚から1冊手にとってみると……という作品。冷静な父親の解釈と、グロ・エロ・変化球満載な娘の本棚とのバランスがおもしろい。

私事だが、かつて父親の本棚から衝撃的な本を見つけてしまったことを思い出してしまった。
(1巻完結)

本田鹿の子の本棚 暗黒文学少女篇 (LEED CAFE COMICS)



本田鹿の子の本棚 暗黒文学少女篇 (LEED CAFE COMICS)


¥1,080 詳細はこちら



『地獄のガールフレンド』 BY野田
地獄のガールフレンド

「みんな何かを抱えていきている。」 だけど、そんなことホントはみんな分かってて、問題はその抱えたものをどうするか。

この作品は部屋を片付けられない美女、恋愛するシングルマザー、真面目すぎるOLの3人がシェアハウスをする中で、お互いが抱える荷物や問題を少しずつシェアしていく物語。ゲスな会話もあるけれど、彼女たちが元気に前を向く姿はたまに涙腺にくる。

個人的な一押しは、「女が彼氏化し、男は彼女化している」というエピソード
(既刊3巻)

地獄のガールフレンド  1 (フィールコミックス FCswing)



地獄のガールフレンド 1 (フィールコミックス FCswing)


¥734 詳細はこちら



『海景酒店 新装版』 by武田
海景酒店 新装版

2017年は谷口ジローが亡くなってしまった年としても個人的には記録された。ぼく自身をより深く文学に誘ってくれた『「坊っちゃん」の時代』を読み返そうと思い、寄り道的再読をしたのが、盟友・関川夏央とのダブルネームによるこのアンソロジー。

ハードボイルドとは何か。ジャンルとしても色々な定義があるが、本作を読んでいてそれは「異邦人であること」の自覚と美学かもしれないと思った。この作者コンビによる、ちょっとした遊びが施されているのも楽しい1冊。
(1巻完結)

新装版 海景酒店 HOTEL HARBOUR-VIEW



新装版 海景酒店 HOTEL HARBOUR-VIEW


¥1,296 詳細はこちら

今日の運勢

おひつじ座

全体運

批判精神が旺盛。問題を解決する力は強いけれど、言葉がきつく...もっと見る >