2018/05/14 14:12

中国の新薬市場に空前の活気、5月から抗がん剤への関税撤廃も追い風に

中国の国家食品薬品監督管理総局の登録局によると、中国で17年に治験申請された抗がん剤は総数279種。14年比で80%増えた。(イメージ写真提供:123RF)
中国の国家食品薬品監督管理総局の登録局によると、中国で17年に治験申請された抗がん剤は総数279種。14年比で80%増えた。(イメージ写真提供:123RF)
 米国に次いで世界第2位の医薬品市場として存在感を高めている中国では、高齢化やがん、糖尿病などの慢性疾患の増加に伴って医薬品需要が急速に高まると目されている。中国政府も医薬改革を推進し、国家食品薬品監督管理総局(CFDA)は2016年に新薬販売許可の審査期間を短縮化させる新ルールを公布するなど、「新薬」市場育成の姿勢を明確にしている。今年5月1日から、抗がん剤など一部の輸入医薬品に対する関税が撤廃されたことなどによって、中国では空前の勢いで新薬市場が活気づいているという。

 国家衛生健康委員会は医療改革の方策として、「一部輸入医薬品に対する関税撤廃」、「医療保険が適用される抗がん剤の政府による集中価格交渉・調達」、「医療保険未適用抗がん剤の適用検討」――の3点を掲げている。政府による「がん対策」への積極姿勢を示している。

 CFDAは17年10月に、臨床試験(治験)審査のハードルを引き下げ、海外の臨床実験データを審査資料として受理に関する新ルールを発表した。これによって、新薬開発のコストが大幅に低減されるため、中国での新薬の申請件数が急拡大している。

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