2018/06/08 07:12

広東省と香港・マカオはスマホで出入りが簡単に! テンセントが「E証通」試験開始

テンセントは、まず、広東省、香港、マカオを含むベイエリア地区「粤港澳大湾区」で、電子身分証明書「E証通」一部の機能を試験的に導入する。(イメージ写真提供:123RF)
テンセントは、まず、広東省、香港、マカオを含むベイエリア地区「粤港澳大湾区」で、電子身分証明書「E証通」一部の機能を試験的に導入する。(イメージ写真提供:123RF)
 同じ中国の国土といっても、香港とマカオは別世界。香港は1996年までイギリスに、マカオは1998年までポルトガルに統治され、独自の発展を遂げてきた。中国に返還されたとはいえ、現在は特別行政区として、独自の行政機関と法律、通貨がある。中国人が香港・マカオに行く時には、国外と同じような出入境手続きが必要。この出入境手続きに必要な身分証明書にスマートフォンを使うのが電子身分証明書「E証通」だ。インターネットサービス中国最大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス)が7月にも、「E証通」の試験運用を開始すると、中国メディアが一斉に伝えた。

 現在、香港・マカオに行くためには中国の公安局出入境管理部門が発行する「往来港澳通行証」(入境証)を取得する必要がある。申請には、写真、居民身分証、それから公安局が求めるその他の資料を用意する。その上で、渡航許可(ビザ)も必要だ。今回の「E証通」はテンセントが提供するアプリで登録申請を行い、中国公安部の認証などを経て取得する。利用する際は、「E証通」のQRコードをスキャンするほか、顔認証システムなどを使って本人確認を行うという仕組みだ。スマートフォンで本人確認ができるようになるので、様々な書類を用意する手間が省ける。

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