2018/06/14 07:12

日本でカジノ法案が審議されているさなか、マカオのカジノ王が静かに現役引退

スタンリー・ホー氏は、ポルトガルの植民地で寂れた貿易港であったマカオを、東洋一のカジノ地域に発展させた。(写真は、マカオのグランド リスボア。提供:123RF)
スタンリー・ホー氏は、ポルトガルの植民地で寂れた貿易港であったマカオを、東洋一のカジノ地域に発展させた。(写真は、マカオのグランド リスボア。提供:123RF)
 「マカオのカジノ王」と呼ばれたスタンレー・ホー氏(96歳)が6月12日に、正式に、そして、静かに実業界から身を引いた。折しも日本では、カジノ法案といわれる特定複合観光施設区域整備法案(略称:統合型リゾート(IR)整備推進法、通称:カジノ法案)を巡る国会での与野党の攻防が続いているが、果たして、日本にスタンレー・ホー氏のようなカジノを切り盛りする人物が現れ、マカオのような地域は誕生するのだろうか?

 スタンリー・ホー氏は、ポルトガルの植民地で寂れた貿易港であったマカオを、東洋一のカジノ地域に発展させた。スタンレー氏は引退したが、娘の何超鳳(デイジー・ホー)氏が老舗カジノの澳門博彩HD(SJMホールディングス)の取締役会主席(会長)を引き継ぐなど、世襲による一族支配は続いている。

 1921年生まれのスタンレー氏は1962年から、2002年にマカオのカジノライセンスの対外開放が実施されるまで、約40年間にわたってマカオのカジノ運営権を独占した。カジノを中心に不動産開発やホテル、フェリー運営など幅広いビジネスを手がけ、一代で莫大な財産を築きあげた。また、中国の犯罪組織、ヤミ金融、北朝鮮、マネーロンダリングなどに関与しているとして、米上院委員会及びカジノ規制当局によって告発もされている。

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