2018/06/15 07:12

中露は200億人民元規模の原発開発で合意、中央アジアの結束はG7を完全に凌駕

SCOは経済規模ではG7の2分の1にも満たないが、国土の面積と人口においては、SCOは世界最大規模の多国間協力組織といえる。(イメージ写真提供:123RF)
SCOは経済規模ではG7の2分の1にも満たないが、国土の面積と人口においては、SCOは世界最大規模の多国間協力組織といえる。(イメージ写真提供:123RF)
 6月8日からカナダで開催された主要7カ国(G7)サミットは、米トランプ大統領が終了を待たずに開催地を離れ、かつ、会議後の首脳宣言すらトランプ大統領が承認しないなど足並みの乱れる結果になった。これとは対照的に、6月10日から中国の山東省青島で開催された中国とロシアが主導する上海協力機構(SCO)は、新たにインドとパキスタンが正式加盟国として参加するなど、結束と連帯感を新たにした。中国メディアは、G7とSCOを殊更に比較し、中国の習近平国家主席の「開かれた世界経済を築く必要がある」という自由貿易を擁護する発言を伝えた。

 G7は、米国、日本、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、カナダというGDP規模でトップ10を占める国のみで構成している首脳会議。SCOは、GDPで世界2位の中国と12位のロシアが中心になり、インド、パキスタン、カザフスタン、ウズベキスタン、タジキスタン、キルギスといった中央アジアの国々が加盟する国家連合だ。経済規模の点ではオブザーバーのイラン、アフガニスタン、モンゴル、ベラルーシを加えてもSCOはG7の2分の1にも満たない。ただ、国土の面積と人口においては、SCOは世界最大規模の多国間協力組織といえる。

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