2019/02/15 12:12

中国の春節商戦は不発? 新築住宅販売は前年比80%減の地域も

中国の春節期間中の個人消費が減速したようだ。小売・飲食業の売上高こそ伸びているものの伸び率が低下。住宅などの大型商品の売上高は、地域によっては前年比80%減になっているところもあるという。(イメージ写真提供:123RF)
中国の春節期間中の個人消費が減速したようだ。小売・飲食業の売上高こそ伸びているものの伸び率が低下。住宅などの大型商品の売上高は、地域によっては前年比80%減になっているところもあるという。(イメージ写真提供:123RF)
 中国の春節(旧正月)の連休(今年は2月3日~10日)は、概ね月収ほどの出費を伴う国内最大の消費イベントでもあるが、今年は例年ほど盛り上がりがなかったようだ。小売・飲食業の売上高こそ伸びているものの伸び率が低下。住宅などの大型商品の売上高は、地域によっては前年比80%減になっているところもある。中国景気は、このまま低迷するのだろうか? それとも景気対策によって復調するのだろうか?

 中国商務部が10日に発表した、春節(旧正月)連休に当たる4~10日の小売・飲食業による売上高は、前年同期比8.5%増の1兆50億人民元(約16兆2000億円)だった。売上高は初めて1兆人民元の大台に乗せ、過去最高を記録したが、増加率は前年の10.2%から1.7ポイント減速。現行の統計を始めた2005年以降で初めて1ケタの伸びにとどまった。

 消費財では、「年貨」(正月用品)や「年夜飯」(年越し料理)といった伝統的な商品に加え、スマート家電、新型デジタル製品などの販売が高い伸びを示した。例えば安徽、雲南では、ある売場の家電販売額が前年同期比で約15%増加したという。

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