2018/03/17 21:15

授業で置き去りにされた歴史を掘り起こすと、見えてくるもの

頼経は当初は、北条政子に養育され、2代将軍の娘を嫁にするなど、北条家の一員と考えていた様子が窺えます。しかし大人になるにつれ、京や鎌倉の反執権勢力が近づくようになり、嫡男の頼嗣(6歳)に将軍職を譲っています。しかし、頼経の反執権勢力とのつながりはその後も続いたため、頼嗣も将軍職を解任され、京へ追放されました。

その後は皇族を迎えますが、成人するとやはり次の将軍に譲位しています。譲位後も幕府とのいい関係が続いたと思われる8代・久明のような将軍もいますが、政治への実権はなく、和歌などの文化面を担っていたようです。

学校に置き忘れた歴史を掘り起こして、人間を知る

鎌倉幕府は滅び、次の権力も、その次の権力も、そして文化も滅び、現在があります。いわば歴史はすべて失敗の積み重ねのようなものですから、現代人にとっては「愚か」に見えてしまいがちです。そう考えると、現代社会の権力や価値観も、やがては「愚か」な歴史の一コマになることは必至といわざるをえません。

学校に置き忘れた歴史を掘り起こすことは、現代を掘り起こすことのように思えてなりません。



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