2019/01/27 18:20

病院「たらい回し」のニュースに潜む深刻すぎる現実

WHO(世界保健機関)の2017年のデータによると、日本の人口1000人あたりの医師数は約2人で、当時のOECD加盟35カ国の中で30位と、非常に低い値となっていました。

さらに、この現実に追い打ちをかけるように、医療機関にかかることが比較的多い高齢者の人数は今後も増えていくため、医師1人あたりの負担はさらに増えることが予想されます。

都市部への医師の偏り

また、日本の場合は、ただ人数が少ないだけでなく、医師が東京や大阪を中心とした都市部に偏ってしまい、地方の医師が不足してしまっています。

この現状は、2004年に導入された「新臨床研修制度」が要因となっているといわれます。この制度は、出身大学での研修が中心となっていた実情を改めるべく、新卒の研修医が自由に研修先の病院を選べると定めたものです。

もちろん、これによって「臨床研修の自由度が高まった」「封建的で絶大な権力を持っていた大学の医局の力が弱まった」という面はありますが、一方で、都心にある病院が研修先に選ばれることが多くなり、結果的に地方の医師不足が深刻化してしまったといわれているのです。

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