2019/02/17 18:20

超過激なフランス国歌は「血」「武器」「殺す」と歌う

超過激なフランス国歌は「血」「武器」「殺す」と歌う
超過激なフランス国歌は「血」「武器」「殺す」と歌う

昨年末の大物経営者逮捕から何かと騒がしくなった日仏関係。少し前に読んだ法制度、社会生活、歴史などフランスについて広く記したエッセイ風の書籍を思い出します。その書籍のなかで最も強い印象を受けたのが、国歌でした。

「ラ・マルセイエーズ」
いざ、祖国の子らよ、栄えある日は来たれり!
圧政の血に染む旗はわれらにあげられたり!
かの暴虐なる兵士どもの戦場に叫ぶを聞かずや?
われらの腕のなかにまで来たりて、われらの妻子を殺さんとす。
(リフレイン)
武器をとれ、市民諸君!
隊伍を整えよ!
進め! 進め!
けがれし血をわれらが畑にそそがしめよ!

『裁判官 フランスを歩く』(青林書院)より

「血」「武器」「殺す」。ことあるごとに、こんな言葉の入った歌を歌っているかと思うと仰天しそうになりました。そして、これが国歌について調べようと思い始めたきっかけでもありました。

マルセイユ義勇軍のパリ入城で歌われ、人気を呼ぶ

ラ・マルセイエーズが作られたのは1972年、当初のタイトルは「ライン軍のための戦争歌」でした。フランス革命に干渉しようとするオーストリアへの宣戦布告に際し、北東部国境近くの部隊を鼓舞、激励するのが目的だったようです。それを聞けば、過激な歌詞になったのも頷ける気がしてきます。

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