2017/12/21 09:20

運用の個人最適化への疑問。他人に任せるのは、実は難しい?

運用の個人最適化への疑問。他人に任せるのは、実は難しい?
運用の個人最適化への疑問。他人に任せるのは、実は難しい?

「先入観タマネギ」の皮をむく​

 筆者は、いろいろな場所で、様々な人を相手に、長年、運用に関する話をしたり、文章を書いたりしている。それが仕事である。ところが、運用に関するごく基本的な内容について、自分が何らかの先入観に囚われていることに気がつく場合が時々ある。

 近年の例を挙げると、筆者は、「お金の運用には、さまざまな方法や投資対象があり得て、個人個人の事情によって、最適な方法(たとえばアセットアロケーション)や商品が異なるものなのだ」という通念に過剰に自らが縛られていることに気づいた。

 しかし、よくよく考えてみると、お金の運用の目的は、誰でも「無理のないリスクの範囲で、なるべくお金を増やすこと」が共通であり、最も効率のいいリスクの取り方(たとえば運用商品の組み合わせ)がわかっているとすると、初心者でもベテランでも、運用金額が大きくても小さくても、運用方法は同じでいいのだ、ということに思い至った。「顧客タイプ別の運用」という概念は、金融業界が、商売のために作り上げたフィクションだったのだ。この作り話はなかなか強力で、金融商品取引法のような法律を含む法と規制もその影響下にある。

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