2018/09/03 10:00

つみたてNISA、途中でやめる残念な人

 積立投資は価格が下がったら安く買い付けることができるので、長期投資では途中で値下がりすることは決して悲観することではありません。しかし、相場の下落が続いてくると、弱気になって積立金額を少なくしたり、積立をやめてしまったり、ついには積み立てた金額を全部解約して損失を実現させてしまう。一方で、価格が上がったら上がったで、欲望が顕わになり、利益確定とばかりあっさり投資全額を売却してしまう。いずれにしても、途中の値動きで長期投資を終了させてしまう人が後を絶たないのです。2年と経たず積立をやめて売却してしまう人もおり、本当に残念に思います。

つみたて投資「継続は力なり」

 そもそも値動きを予測して相場に挑むのであれば一気に買って勝負すべきで、積立投資を選択する必然性はありません。積立投資は、明日からの相場動向や値動きは事前に知ることができないから、上がっても下がっても関係なく淡々と同じリズムで投資を積み上げ、長期的に見れば、平均レベルでの買付に回帰していく性質を活用しているのです。そして、
長期的な投資対象の成長による増大した価値からリターンの分配を受けて資金が育つのを目指すことにその合理性があるのです。長期に亘って投資を継続することを目的化した時の、相場や値動きに対し堅牢な心持でそれを実践するための手段として、積立投資の有効性が発揮されるのです。

「つみたてNISA」はその仕組みの通り、積立投資でしか参加できません。20年の非課税期間という意図を理解すれば、20年間投資を継続させることを目的化し、相場の値動きに翻弄されないための積立であることもしっかり得心した上で、ゆったりのんびり長期投資家としてこの制度に参加して欲しいのです。やはり「継続はチカラなり!」コツコツ進んでまいりましょう。

(中野 晴啓)



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