2018/05/04 17:50

湾岸産油国の武器が多国籍すぎるナゼ 非効率のその先に見出すメリットとは

サウジアラビアが48機を追加調達すると発表した、ユーロファイター「タイフーン」。写真はイギリス空軍機(画像:アメリカ空軍)。
サウジアラビアが48機を追加調達すると発表した、ユーロファイター「タイフーン」。写真はイギリス空軍機(画像:アメリカ空軍)。

ペルシャ湾岸の産油国の多くは、その軍装備の購入先が実に多国籍なことになっています。洋や陣営の東西を問わないラインアップは仕様が異なることも多く非効率この上ないものですが、もちろん、そこには彼らのしたたかで巧みな意図があります。

湾岸産油国の空軍機はまるで世界の見本市

 2018年3月9日、サウジアラビアはイギリス企業のBAEシステムズ社から、ユーロファイター「タイフーン」を48機導入すると発表しました。サウジアラビアは72機の「タイフーン」を導入済みで、これでサウジアラビア空軍のユーロファイター「タイフーン」は、合計120機となります。

 サウジアラビア空軍は2011(平成23)年にボーイングから、F-15の戦闘爆撃機型であるF-15Eの最新バージョンF-15SAを84機導入する契約も締結しています。

 石油により潤沢な資金を持つサウジアラビアらしい、なんとも贅沢なニュースではありますが、上には上がいるもので、同じ中東の産油国であるカタールは、アメリカからF-15SAの同型機であるF-15QAを36機、イギリスから「タイフーン」を24機、フランスからダッソー「ラファール」を36機それぞれ導入し、さらに一部のメディアはロシアとのあいだで、「フランカー」シリーズの最新型、Su-35の導入交渉を行なっていると報じています。

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