2017/06/06 21:00

「作り置きハンバーグ」を子どもが食べてくれません。おいしく作る秘訣って?(33歳 一児のママ)【お料理あるある相談室 Vol.1】


子育てママたちが抱える、よくある「調理や食育の疑問」に、さまざまな専門家たちがこたえる連載がスタート。忙しいママでもトライできるヒントやコツ、レシピをご紹介していきます。

■お悩み:
「作り置きハンバーグ、まずいのか子どもが食べてくれません…」




第1回は、「せっかく作り置きした冷凍ハンバーグを、子どもがぜんぜん食べてくれない! どうしたらパクパク喜んで食べてくれるの?」(33歳 一児のママ)…というお悩み。

子どもが大好きなハンバーグは、週末にたくさん作り置きしておきたいけれど、再加熱することで固くなったり、どうしても味が落ちてしまうようです。

今回のお悩みにこたえてくれたのは、食育離乳食料理研究家で栄養士の阿部料子さん。阿部さんはワーママ向けに作り置き料理のサービスなどを提供している「ESキッチン」で食育サポーターとしても活躍しています。

■解決してくれるひと:
食育離乳食料理研究家 阿部料子さん




阿部さんは、なんと2歳の男女の双子のママ。家業の料理屋さんと農業の経営をし、保育園や幼稚園の給食指導、レーシングドライバーの食事指導なども手がけるアクティブな日々を過ごしています。

家族や親戚と近居。みんなで助け合う子育てをされているそうです。「子どもからのおやすみのチューが幸せ」と阿部さん。

阿部料子さん
食育離乳食料理研究家。両親の営む料理屋の娘に生まれる。22歳で調理師免許を取得し、カフェ店長などを経て29歳で短大へ進学し、栄養士を取得。許可保育園栄養士を5年勤め、結婚。現在は双子の育児をしながら家業の農業と料理屋さんの経営に携わるほか、保育園・幼稚園の給食指導、離乳食の指導、レーシングドライバーの食事指導を行っている。ESキッチンの食育サポーターとしても活動中。
Instagram:@ryourikaryoko
Blog:http://ameblo.jp/yakumo20140421

阿部さんのお宅でも、作り置きした「冷凍ハンバーグ」が大活躍しているとか。どんな工夫があるのでしょう?

ではさっそく、冷凍して温めなおしても子どもがパクパク食べてくれる、とびきりおいしい「ハンバーグ」づくりのコツをご紹介しましょう。

 

■「〇〇〇」を使って作ると、ふわふわ感&栄養価もアップ!
阿部さんが、ハンバーグをやわらかくするために使っている食材は、木綿豆腐です。



「ひき肉に木綿豆腐をプラスすることで食感がふわっとして、しかも、豆腐からカルシウムをとることができます」。

豚ひき肉、牛ひき肉、木綿豆腐は1:1:1 が、黄金バランス。豆腐がこれ以上多くなりすぎると、丸めにくくなってしまうそうです。豆腐で手軽にボリュームアップできるのもいいですね!

<材料> 4人分(8個) 調理時間20分
豚ひき肉   100g
牛ひき肉   100g
玉ねぎ(みじん切り) 小1個分(30g)
にんじん(みじん切り) 小1/2本分(30g)
卵      1個
牛乳     50ml
パン粉    30g
木綿豆腐(水切りする) 100g(1/3丁)
砂糖 小さじ1
塩・こしょう 各少々
サラダ油 適量

<作り方>
1、豆腐は水切りする。パン粉は牛乳に浸す。

2、フライパンにサラダ油を入れて熱し、玉ねぎ、にんじんを炒める。玉ねぎが透き通ってきたら砂糖をふってさらに炒める。


砂糖で甘みを補い、スピードアップ!


3、ボウルにひき肉、1 の豆腐とパン粉、2、溶き卵を入れて混ぜ合わせ、塩、こしょうを加えて粘りが出るまで手で練る。

4、3 を8等分に分け、手で丸める。両手で数回、手のひらに打ちつけて空気を抜いてから小判形にまとめ、中心を少しくぼませる。


5、フライパンにサラダ油大さじ1を入れて強めの中火で熱し、たねを並べ入れる。焼き色がついたら裏返してふたをし、全体がぷくっとふくらむまで弱火で6~7分焼く。中心を指で押すと弾力があり、竹串で刺してみて澄んだ肉汁が出ればOK。

6、バットなどに並べて十分に冷まし、ラップに1個ずつ包んで保存袋に入れて空気を抜き、冷凍庫に入れる。


作り置きハンバーグは焼いてから冷凍保存(保存期間は1ヶ月ほど)。たねの状態で冷凍保存すると中がスカスカになり、味も食感も劣化する。

■「冷凍ハンバーグ」の解凍方法
さて、一度焼いて冷凍しておいた「作り置きハンバーグ」は、電子レンジで解凍してもよいのでしょうか?

「電子レンジで解凍すると肉汁とともにうまみが流出し、ボソボソになってしまうので、冷蔵庫で6~7時間かけて解凍するのがおすすめです」と阿部さん。お弁当や晩ごはんのおかずにするならば、前の晩に冷凍庫から冷蔵庫に移動しておくとよいでしょう。



解凍されたらフライパンにサラダ油を入れて中火で焼き色をつけ、ひっくり返して水を加え、フタをして蒸し焼きにします。中までしっかり火を通したら、再度、返して今度は強火でこんがり焼いたらできあがり!
 
 

■阿部さんおすすめ! 子どもが喜ぶハンバーグアレンジ 5選
作り置きの冷凍ハンバーグは焼くだけではなく、「ひと手間」かけるのが阿部さん流。「ハンバーグにソースやチーズをかけるので、食感もしっとりしてさらに食べやすくなります。焼いてそのまま出すよりも喜んでくれます」。

阿部さんがよく作るという、ハンバーグのアレンジ料理を教えてもらいました!

▼ハンバーグロコモコ丼


作り置きハンバーグを夕食にするときは、野菜も一緒に食べられる丼ものに。絶妙な味のソースは、玉ねぎ小1/2をすりおろし、水200mlで10分フタをして煮て、ケチャップ大さじ4、ウスターソース大さじ3、酒大さじ1、しょうゆ小さじ1、バター大さじ1を加え、5分ほど煮たもの。とってもおいしかったのでぜひ作ってみてください。

▼ハンバーグピザトースト


家族みんなで食べる、休日のブランチによく作るメニュー。食パンに市販のピザソースを塗り、焼いて厚みを半分にしたハンバーグをのせ、ピーマンの輪切り、ピザ用チーズとともにオーブントースターへ。パパも大好きなメニュー。満足感があるので、午後から元気に遊べるパワーアップごはんに!

このほかにも
・トマト缶、ケチャップ、ウスターソースで煮て「トマト煮込みハンバーグ」
・コンソメ、牛乳で煮た「ミルク煮込みハンバーグ」
・キャベツで包んでコンソメで煮た「ロールキャベツ」

「煮込み料理」にアレンジすることで、しっとり食べやすくなります。トマトや牛乳で色にメリハリをつけると、視覚でもおいしさを演出できるのもポイントです。

いろいろなアレンジができる、便利な「作り置き冷凍ハンバーグ」。メインのおかずがあるだけで、気持ちがラクになると思います。ぜひトライしてみてくださいね。

【まとめ】
子どもが喜ぶおいしい「作り置き冷凍ハンバーグ」 3つの秘訣

1)肉の半分の量の豆腐を入れるとやわらかいハンバーグになる。

2)おいしさを逃がさない冷蔵解凍がおすすめ。

3)作り置きハンバーグはひと手間かけてよりおいしく。

【取材協力】ESキッチン

子どものお手伝い力を育むをコンセプトに、「食育×共育」サービスを提供。子育て家庭に訪問して調理を行う食育サポーターは調理師、管理栄養士、栄養士や料理教室の講師経験者など頼れる存在。「オリジナル作り置きプラン」「お手伝い力育みプラン」あり。
http://es-lifeagency.co.jp/

(大久保 朱夏)

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