2017/09/07 20:00

ネコちゃんがおそうじ術をスパルタ指導! リバウンドしない片づけのコツ<リビング編>


大人気の猫マンガ『うちの猫がまた変なことしてる。』の卵山玉子さんによるイラストがかわいい、片づけ応援マンガ『ネコちゃんのスパルタおそうじ塾』。ネコのおそうじマスターが、2度と散らからないお片づけ、お掃除のコツを教えてくれる1冊です。

楽しいマンガに加え、空間心理カウンセラー・伊藤勇司さんのコラムもあり、ノウハウだけでなく、考え方心理面からも片づけをサポートしてくれます。

今回はその中から、子育て中のママがぜひ実践したい、リビングのお片づけのコツをご紹介。せっかく子どものカワイイ写真を撮っても、背景となるリビングが汚くて、インスタにアップできなかった…なんてことはありませんか? いきなり家中をキレイにしようと思うと大変なので、まずは過ごす時間の長いリビングをくつろぎの場所に変える片づけのポイントをご紹介します。

■片づけができないのは「脳の疲労」が原因!


空間心理カウンセラーの伊藤先生いわく、片づけをしようと思った途端に疲れてしまうのは、肉体的な疲労ではなく、脳の情報処理による「脳疲労」が原因だそう。

「私たちの脳は見る物すべてを記憶していく性質があるため、 “さあ、片づけるか”と家中を見回したとき、物がたくさん散らかっていればいるほど、記憶処理のために脳に負担がかかることになります」

逆に言えば、物を減らせば、負担も減らせます。まずは「大きい物を収納して空間を広くする」ことからはじめましょう。大きい物が片づくと、それだけで広々して見え、達成感も得やすいそうです。

とくに床と家具の上にのっている物を減らせば、スッキリ片づいてみえるうえに、掃除もラク。物が散乱しがちなリビングのテーブルは、とりあえず物を端に寄せるだけでも空間が広がって、スッキリした感覚を得られます。何を片づけようか迷ったら、「1時間以内に使わない物は全部しまう」くらいの気持ちで思い切った片づけを!

「空間を広げながら気持ちも頭もスッキリし、達成感も味わっていくことで、片づけをすることが自然に心地よくなってくるはずです」と伊藤先生。

ぜひそこを目指したいですね。

■物の「帰る場所」をつくれば、子どもも片づけ上手に!


人の集まるリビングは物も集まりやすく、ごちゃごちゃしがち。物には必ず「帰る場所」をつくることが大事だそうです。

物の「帰る場所」、すなわち収納場所を決めるときのポイントは、用途が近い物をまとめること。たとえば、出かけるときに使う鍵や財布は近くにまとめる、つめきりは美容・衛生コーナーに置く…など、わかりやすく場所を決めておけば、どこにしまったかすぐに思い出せます。

物の「帰る場所」をつくることは、子どもの片づけにも役立ちます。あらかじめ、おもちゃや文具の収納場所を決めておけば、子どもも自分で片づけやすく、「あのおもちゃがない~」「ちゃんと片づけないからでしょ」なんてやりとりも減らせるはず! こまごました文具などの収納には大きめの箱を用意してポイポイ入れられるようにしておくと、小さな子どもでもカンタンに片づけられます。

■ダイエットと同じ!? 収納を増やすと物も増える


物が増えて収納場所がなくなったとき、単純に「収納を増やせばいい」と考える人がいますが、伊藤先生はそれはやめたほうがいいといいます。

というのも、収納を増やせば増やすほど、確実に物も増えてしまうから。これは「最近太ってきたな」と感じて服のサイズを上げると、体がそれに合わせてさらに太ってしまうのと同じ。ネコちゃんが教えてくれるように、「今ある収納に合わせて物の量やしまい方を調整することが先決」だそうです。

収納のポイントは以下の3つ。
・全部取り出す
・取捨選択する
・キレイに戻す

まずは「全部取り出す」ことで、自分が何を持っているか把握が可能。次に、現在の収納状況を見つめながら「取捨選択する」ことで少しずつ自分の考えもまとまってきます。さらに、「キレイに戻す」ことで、物を探す時間も減らせ、時間にゆとりも生まれます。物が減れば、管理もしやすくなりますね。

■家族みんながわかりやすく、使いやすいリビング収納とは

 

リビングには家族のさまざまな物が集まるので、みんながわかりやすく、使いやすい収納にするのがポイントです。

扉付きの収納棚なら、透明のプラボックスを使えば、中身がひと目でわかり、子どもでも取り出しがカンタン。扉が付いていないラック類であれば、色や形をそろえた不透明の箱などにラベルを貼って分類すると、スッキリ片づけられます。

棚にしまうときは、文房具やメガネなど使用頻度の高い物は取り出しやすい位置に、出番が少ない物やシーズン物は奥のほうへ入れると使い勝手がアップ。詰め込み過ぎると取り出しづらくなるので、収納は容量の8分目くらいまでを目安に。取り出しやすいということは、「片づけやすい」、つまり「散らからない」ことにつながります。

本にはこのほかにもキッチンや寝室などリビング以外の家の片づけアドバイスやクローゼットの収納術などが、マンガでわかりやすく紹介されています。空間心理カウンセラーの伊藤さんによる心理面からの解説も目からウロコで、これまでなかなか片づけられなかった人も、読めば少しずつ意識が変わると思いますよ!

マンガでわかる片づけ ネコちゃんのスパルタおそうじ塾
卵山玉子 著 伊藤勇司 監修/WAVE出版 1,200円(税別)


ある日とつぜん、飼い猫がおそうじ指南をはじめたら…?ネコのおそうじマスターが教える、2度と散らからないユニークなお片づけマンガ。みんなが幸せになるおうちを目指して、ネコちゃんが懇切丁寧にお掃除のコツを教えてくれます。役に立つだけでなく、ネコちゃんのスパルタぶり&可愛さのギャップで笑えて心がほっこりするお片づけ物語です。
<卵山 玉子(たまごやま・たまこ) プロフィール>


お片づけじょうずなマンガ家。アメブロ公式トップブロガー。愛猫との生活を描いた猫マンガ『うちの猫がまた変なことしてる。』『うちの猫がまた変なことしてる。2』(共にKADOKAWA)で人気を博す。挿絵に『シュウさま-保護猫カフェからやってきた3本足のモフ天使』(WAVE出版)、『イラストでわかる! ネコ学大図鑑』(宝島社)。
ブログ「うちの猫がまた変なことしてる」

<伊藤勇司(いとう・ゆうじ) プロフィール>

「片づけ心理の専門家」空間心理カウンセラー。日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー。魔法の質問認定講師。引っ越し業で働きながら心理学を学ぶ中で「部屋と心の相関性」に着目し、片づけの悩みを心理的な側面から解決する「空間心理カウンセラー」として2008年に独立。著書に『片づけは「捨てない」ほうがうまくいく』(飛鳥新社)、『部屋は自分の心を映す鏡でした。』(日本文芸社)、『あなたはなぜ、片づけられないのか?』(PHP研究所)がある。
伊藤勇司オフィシャルサイト


(古屋江美子)

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