2018/05/15 19:00

「夏休みはどこへ行く?」ラクチン赤ちゃん連れリゾートは「今から予約」の理由


©MIA Studio- stock.adobe.com


GWにおでかけできなかったママパパ、どこかに行きたい欲求がムクムクわいていませんか? 旅行予約は、早ければ早いほどおトクなことがたくさん! 「旅行に行きたい」熱が冷めないうちに、夏休みの旅行計画を立ててみましょう。

そこで、お話をうかがったのが、あの黄色いガイドブックでおなじみの『地球の歩き方編集部』で働くママ編集部員、福井さんと日隈さん。赤ちゃん連れで国内外リゾートを旅した実体験をもとに、まずは「予約」のコツやお役立ち情報、奥の手などを教えてもらいました。


教えてくれた『地球の歩き方編集部』ママ編集部員は…


福井由香里さん(39歳)/『arucoソウル』、『arucoシンガポール』、『arucoドイツ』など担当

7歳の女の子のママ。海外渡航回数は30回以上で、子連れでは台湾、シンガポール、ハワイ、ベトナム、バリ島、ソウル、イタリアへ渡航経験あり。




日隈理絵さん(35歳)/『MOOKホノルルの歩き方』、『MOOK台湾の歩き方』、『MOOKソウルの歩き方』など担当

11歳の男の子、6歳の女の子のママ。海外渡航回数は40回以上で、子連れではハワイ、台湾、ソウル、シンガポール、バリ島、オーストラリア、モルディブ、UAE、香港、マカオ、インド、トルコ、アメリカ合衆国へ渡航経験あり。



■赤ちゃん連れ夏のリゾート旅、成功のカギは○○!

2018年のGWは、総旅行者数が過去最高だったそうです。そう考えると、すでに夏休みに旅行を計画している人もきっと多いはず。旅先がある程度決まったら、まずは「予約」を攻略しましょう!

――いつごろ予約するのがいいのでしょうか?

日隈さん:飛行機のバシネット(赤ちゃん用の簡易ベッド)や、ホテルのベビーベッド、親世代と一緒に旅行するときに便利なコネクティングルーム(室内のドアで行き来できる隣同士の部屋)は、いずれも数に限りがあるので、利用したい人は早めの予約&手配が吉。

私も直前の飛行機予約でバシネットを手配できず、延々抱っこし続けた経験があります…。ロングフライト旅行を検討しているママは、ぜひバシネットのご予約を。


バシネットは数に限りがあるので早めに予約を/写真提供:地球の歩き方


福井さん:夏休み向けのツアー商品は、GWにどこにも行けなかった人に向けて宣伝が強化されることが多いので、まさに今が予約どきといえるかもしれません! ANAやJAL、LCCのソラシドエアなどの国内便は、格安でお得な75日前割引があるので、まさに今がチャンスですね。

――パッケージツアーと個人手配。どちらがおすすめですか?

日隈さん:どちらもメリットとデメリットがあると思います。旅行にどのくらい慣れているかで判断してみてはいかがでしょう。あまり慣れていないママなら、飛行機+ホテル(+レンタカー)がセットになったパッケージツアーを利用し、慣れていくのも手です。

海外ツアーなら、空港〜ホテル間の送迎や市内移動の無料券(巡回バスやトロリーなど)が付いて便利でお得。現地に日本語サポートデスクもあるので言葉の不安があっても安心…などのメリットがあります。国内旅行は、憧れホテル+交通料金がセットになったお得なツアーが多いのも魅力。ツアー商品によって内容が異なるので、吟味してみましょう。


パッケージツアーは、ベビーカーの無料貸し出しなどのサポートが充実している商品が多い/写真提供:地球の歩き方


福井さん:旅行に慣れているママなら、より自由度の高い個人手配にトライするのもおすすめです。航空券を一括比較できるサイト「スカイスキャナー」や国内外のあらゆる宿を検索できるサイト「Booking.com」
「じゃらん」など便利なサイトもあるので、今は個人手配も難しくはありません。国内は言葉が通じるので、ネット予約後に宿に電話をして、追加リクエストを頼むのも楽ですしね。

海外の場合、飛行機はバシネットやベビーミールなどの追加リクエストが多いので日系航空会社を選択し、ホテルはキッチン付きのアパートメントを借りて暮らすようなステイを楽しむ、など個人手配なら自由に組み立てられます。万が一、出発間際にキャンセルする際も、航空券はキャンセル料がかかりますが、ホテルは前日まで無料キャンセルできる物件も多いので経済的負担が軽くなるメリットも。

国内リゾートも、最近は訪日外国人の増加に伴って宿泊代が高騰傾向にあるので、民泊マッチングサイト「Airbnb」を利用して、安くて心地いい民泊物件を探すのも一案です。

――パッケージツアーを予約する際の注意点はありますか?

日隈さん:パッケージツアーの場合は、あらゆることがセットされている便利さがある反面、細かなリクエストには別料金がかかることがあります。特にネット予約は、条件等を細かくチェックするか、電話か来店して確認・予約するほうが早い場合も。

飛行機のバシネットやベビーミール、ホテルのベビーベッド手配、キャンセル規定、旅先でのサポート体制など、赤ちゃん連れに必要な項目は細かくチェックするのが最善です。


ベビーベッドがあるとホテルステイも快適に/写真提供:地球の歩き方


福井さん:また、気をつけたいのが海外旅行の格安パッケージツアー。飛行機が早朝・深夜発着便だったり、ホテルが中心地から遠かったり、安いなりの理由があります。これらは赤ちゃん連れにはネックなので、フライトスケジュールやホテルを変更すると追加料金がいくらかかるのか確認して、商品比較するのがおすすめです。

――個人手配で飛行機を予約する際はどこに気を付けたほうがいいでしょうか?

日隈さん:飛行機は予約前に、公式サイトで子連れ客向けのサービスページを確認するのがポイント。国内線だとバシネットがある航空会社と、バシネットの代わりにチャイルドシートがある会社などサービス内容が異なるので比較してみましょう。特にLCCは2歳以上の子ども料金設定がなく、大人料金になることがほとんど。本当にお得かどうか検討したいですね。

国際線なら、個人的には日系航空会社がおすすめ。機内で泣き止まない子どもを抱えて困っている時、何度CAさんのあの笑顔に救ってもらったことか…。困った時に日本語で相談できるという安心感は格別です。

ただし、最近ではコードシェア便といって外資系航空会社の機体とスタッフをシェアして運行する便も多いので注意が必要。ネット予約の際には、しっかりコードシェア便の有無をチェックする必要があります。

最近は、ニュージーランド航空などエコノミー席3席をベッドのように使える「カウチシート」(要予約)も子連れ旅に人気があります。赤ちゃんとママで横になったり、小さな子どもたちの遊び場にしたり、夫婦でゆったり座ったりさまざまな活用方法があり、長距離フライトにはおすすめです。

――では、宿を予約する際はどうですか?

福井さん:授乳やお昼寝などですぐ宿に戻れるように、中心地から近い場所にとるのが安心です。ネット予約の際には、日程と金額で絞り込んだ候補から即決せずに、地図で位置を確認してから予約を。海外旅行の場合は、フライト時間にあわせてアーリーチェックイン・レイトチェックアウトが可能か、ベビーベッドの手配が可能かも忘れずに確認しましょう。

また、あると便利なのがキッチンと洗濯機です。「Airbnb」を使えば、一軒家を探すことも簡単。日々のミルクやベビーミール作りや洗濯はもちろん、夜泣きしても隣室を気にすることがないのは、ママにとってもストレスフリーですね。国内も続々一軒家物件が増えていますし、無人島貸し切り! なんて面白い物件もありますよ。


ハワイのプランテーション時代の建物を利用した一軒家ホテル。宿探しサイトなら興味深い物件も個人で探せる/写真提供:地球の歩き方


 
 

■ファーストリゾートならこの2択はいかが?

――赤ちゃん連れでビーチリゾートに行きたいママにおすすめの旅先を教えてください。

日隈さん:国内ならLCCのバニラエアの直行便で行ける奄美大島はいかがでしょう? ハワイより近く、沖縄ほど混まないだろう国内ビーチリゾートとして、近年注目されています。試しに「スカイスキャナー」で8/10(金)〜12(日)で航空券を検索したところ(5/11調べ)、JALがひとり6万円代のところ、LCCのバニラエアなら3万円代で予約できるようです。夏休みという超繁忙期でもこの価格。国内の穴場リゾートといえるかもしれませんね。


奄美大島:フライト時間:約2時間40分、時差:なし、旅行日程:2泊3日〜 ©ange- stock.adobe.com


福井さん:私は、海外リゾートを紹介します。子連れ海外旅行を成功させるコツは、1)直行便がある、2)フライト時間が短い、3)時差が少ない旅先を選ぶこと。この3つを満たすビーチリゾートといえば、グアムです。ぐずりが心配なフライト時間も4時間以内ならなんとか我慢できますし、時差は日本より1時間進んでいるだけなので体の負担も少ないはず。短期旅行でも十分に楽しめるので、忙しいパパともスケジュールを合わせやすい旅先です。


グアム:フライト時間:約3時間40分、時差:日本時間+1時間、旅行日程:2泊3日〜 ©san724- stock.adobe.com



■海はちょっとこわい…そんな時は“おこもりプールステイ”がおすすめ

――夏にビーチリゾートに行きたいけれど海は少し不安…というママにおすすめは?

日隈さん:ビーチではなく、施設が充実したリゾートホテルステイを楽しんでみてはどうでしょう? 赤ちゃんならキッズプールで水浴びする程度でも十分に楽しめますし、眠くなったらすぐ部屋に戻れるので安心です。


リゾートホテルは、プールと部屋を行き来するだけでも楽しい/写真提供:地球の歩き方


また、1日3食に全く困らないバリエーション豊富なレストランやカフェ、ショッピングモールを併設した大型リゾートホテルも多く、敷地内で衣食住遊のすべてを楽しむことができます。ママパパもゆっくりできるのがホテルステイのいいところですね。

――具体的にはどんな都市のリゾートホテルがおすすめですか?

日隈さん:海外なら直行便で行けるマカオはどうでしょう? カジノのイメージが強いと思いますが今、家族旅行先として注目を浴びています。その理由は前述のようになんでもそろう大型リゾートホテルが多いから。海外旅行に不慣れな親世代が一緒でも、ホテルの敷地内にいるだけでこと足りるので安心です。

本物そっくりのエッフェル塔がそびえ立つ「ザ・パリジャン・マカオ」や、ゴンドラが悠々と川を流れる「ザ・ヴェネチアン・マカオ」など、海外の人気都市を模した大型リゾートホテルなら一度で二度おいしい海外旅行が実現します。


マカオ:フライト時間:約5時間、時差:日本時間—1時間、旅程:3泊4日〜 ©arnaudmartinez- stock.adobe.com


福井さん:国内ならやっぱり沖縄ですね。キッズプールもある大型リゾートホテルが充実していますし、パッケージツアーも豊富。日の高い時間帯は、レンタカーでドライブしたり「美ら海水族館」を楽しんだり。日がやわらぐ午後の時間帯に、プールで水浴びするなどホテルの中と外を上手にプランニングしてみましょう。


沖縄:フライト時間:約2時間30分、時差:なし、旅程:3泊4日〜 ©サラリーマン- stock.adobe.com


モナコとマカオの大手IR(総合型リゾート)が日本参入を決めたというニュースもありました。国内に海外並みの大型リゾートが誕生する日も、そう遠くはなさそうです。


「子どもが小さすぎる時は、旅行にでかけても覚えていないだろうし…」と赤ちゃん連れリゾート旅行をあきらめてしまうママパパも多いでしょう。でも、親子で奮闘しながら旅行することで、夫婦の絆が強くなることもなきにしもあらず。子どもが大きくなったら「こんなこともあったんだよ」と夫婦で写真を見ながら話せるように、ステキな思い出作りにリゾートへでかけてみませんか?

<関連図書>
地球の歩き方MOOKハンディ『海外子連れ旅★パーフェクトガイド!2019』


子どもを連れて海外旅行をするためのノウハウを凝縮した1冊。準備から出発、帰国後の思い出作りまで時系列に発生する不安に、子連れ海外旅行経験者約100名と各ジャンルのスペシャリストが回答。さらに子連れ海外旅行経験のある編集スタッフが選んだ、家族に優しい13エリアの旅先ガイドも付いている。


定価:本体890円+税
発行年月日:2018年5月31日【Amazonで予約受付中!】


取材・文/山田裕子
(ライターチーム123)

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