2017/07/06 19:00

寝苦しく暑い夏の夜、エアコンの正しい使い方【エアコンメーカー直伝】

すごく暑い夜、あなたはエアコンをどのように使っていますか?

(c)Shutterstock.com

エアコンをつけっぱなしにするとちょっと冷えるし起きたときにだるい。かといって消すと暑くて途中で起きる。エアコンではなく扇風機という手段もあるけれど、ひとり暮らしの狭い家だと使わないシーズンに扇風機を置いておく場所がないのでなかなか買えない……と、なかなか頭を悩ませる問題です。

というわけで本日は「餅は餅屋」ならぬ「エアコンはエアコンメーカー!」ということで、
空調専業メーカーのダイキンに正しいエアコンの使い方を教わりましょう。

なんでもダイキンさん、夏の暑い夜に、より快適な環境で良質な睡眠をとれるようなエアコン活用法などを提案するプロジェクトをスタートしたそうなのです。

それでは早速、「夏の寝室における正しいエアコンの使い方」、見ていきましょう!

◆暑い日の夜、よく眠れていますか?

ダイキンが20~70代の男女766名に調査したところ、「暑くてなかなか寝つけない」「暑くて夜中に起きてしまう」がどちらも6割超え。また、「エアコンを一晩中つけっぱなし派」は23.5%、「タイマー派」は53.1%ですが、どちらのエアコンの使い方でも、過半数は「暑くて寝苦しい」という経験をしているようです。


なんてつらいデータだ。どっちにしても寝苦しいなんて、いったい何をどうすればいいんでしょうか!

◆専門家の意見を聞いてみよう

生活環境科学を専門とする、奈良女子大学の久保博子教授は、このように語ります。

1.深く快適な睡眠を取るためには、最初の入眠直後が肝心です。

入眠直後は、深いノンレム睡眠が比較的長く持続して現れ、明け方にかけて浅めのノンレム睡眠やレム睡眠が多く見られます。そして、最初の深い眠りが持続せず浅くなると、後半に深い眠りで補おうとするため、この深い睡眠が分断されるように朝目が覚めてしまうので、寝起きもつらくなります。

2.入眠時、体温を下げることがいい眠りに必要です。

入眠時の寝つきを良くするためには、体温が速やかに、大きく下降すると良い、と言われています。
人は入眠時、体温を下げるために、手足を熱くして熱を発散したり、汗をかいてその気化熱で熱を放出しようとします。
そのため、寝ている間で最も発汗量が多いのは入眠直後になります。

3.入眠時の汗が乾かないと、寝つきが悪くなります。湿度を低くしましょう。

梅雨から夏場にかけての湿度が非常に高い季節、室内でもときには湿度が80%ほどになってしまうことがあります。こうなると、汗がなかなか乾かず不快な上に、体温調整もうまくいかず寝つきが悪くなる、ということにつながります。汗を不快に感じないためには、「湿度」を50%より低くするのがおすすめです。

4.でも、室温が低すぎるのも、よく眠れない原因に。

ただ、「室温」は低すぎると血管が収縮して放熱できず、逆によく眠れません。夏によくある半袖半ズボンなどのパジャマに、タオルケット程度の寝具をかける場合なら、26~28℃くらいの室温が快眠につながります。
また、エアコンをつけっぱなしで寝ると、朝起きたときに体調が悪くなったり、なんだかだるい……ということ、ありますよね。これは、エアコンにより室温が低下しすぎたり、冷たい風が薄着で露出した体に直接当たり、体が冷えてしまったことが原因だと考えられます。

◆では、どうすればいいのでしょうか?

「一晩中エアコンを使いたい人」と、「できればタイマーくらいにとどめておきたい人」で、使う機能は異なってきます。具体的な方法を見ていきましょう。

1.一晩中エアコンを使いたいなら「除湿」で。

設定温度は28℃以上に設定し、除湿運転にしましょう。「湿度設定」を設定できるエアコンをご使用の場合は50~60%に設定しましょう。
湿度を下げることにより、体温を冷やしすぎずに体感温度だけが下がり、入眠直後の汗をしっかりと乾かすことができるため、眠りやすい環境になります。

2.エアコンをつけっぱなしにしたくないなら、「お好みの温度&3時間でタイマーが切れる設定」に。

就寝直後は汗の量が多くなるので、タイマー運転で部屋を冷やすことにより、湿度もコントロールされ、汗を乾かし、入眠直後にきちんと眠りやすい環境になります。

このとき、タイマーが切れる時間を「3時間」に設定すると、入眠直後の深い睡眠が温度変化で阻害されることなく、2周期(※平均的な睡眠周期は90分で1周期と言われています)確保できるため、睡眠前半の深いノンレム睡眠が安定的に取れます。電気代がもったいない、などの理由で、タイマーを「1.5時間」に設定すると、深い眠りに入ったタイミングで、暑さで目が覚めてしまうことも……。

3.「朝のタイマー」を取り入れてみる。

良い眠りだったと感じるかどうかは、朝起きたときの快適感にも影響を受けます。タイマー派の方は、もし起床直後に、就寝中にかいた汗で体がべたつき、不快に感じる場合は、起床時間に合わせてエアコンがオンになるよう、タイマーを設定しておくのをおすすめします。

もう「暑すぎて起きてしまう」も「寒すぎて体がだるい」からも卒業! 夏の夜のエアコン事情にお悩みの方は、是非試してみてくださいね。(後藤香織)

情報提供元/ダイキン工業株式会社

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