2017/09/09 22:00

極上の蜜を、たっぷり、とろり。究極のかき氷、「ひみつ堂」へ【たかのさんぽ第2回】

ほんもの遊び人・高野さんが教える、東京おさんぽデートのすすめ【たかのさんぽ・谷根千編・第2回】

東京・築地生まれ・銀座界隈育ち。東京の、そして日本中の「究極にいいもの」を知り尽くした「ほんとうの遊び人」、高野さんに「極上の遊び、極上のデート」を教えていただく連載、「たかのさんぽ」。

CanCam it girlの尾身綾子さんとともに行く「谷根千」エリア特集Part2です。

今回は、一年中、その季節に合わせた極上の蜜とともに、究極のかき氷を味わえる、「ひみつ堂」に行ってみましょう。

■【第2回】極上の蜜を、たっぷり、とろり。究極のかき氷、「ひみつ堂」へ

言わずと知れた、かき氷の超有名店、ひみつ堂。

もちろん、かき氷好きにはたまらないお店です。けれど、「正直、かき氷ってみんな好きで、よく食べに行っている人がいるけれど、私にはよくわからないなぁ」という人にこそ、行ってみて欲しいお店です。高野さんにおすすめポイントを聞いてみましょう。

高野「世の中には、「きっとこれはこんなもんだろうな」って想像して、実際のところどうなのかを知らないでいるものがたくさんあることでしょう。けれど、私は、いちばんの不幸は、「経験していないこと」だと思っています。
実際、行ってみればいい。食べてみればいい。そこで初めて、好きか嫌いかがわかります。

この『ひみつ堂』はとにかく並びます。平日でさえ、開店30分前に行っても一周めでは入れないこともある。整理券が配布されることもありますが、休日には本当に数時間並ぶということもあります。
けれど、「ディズニーで5時間並ぶか、ひみつ堂で5時間並ぶか」と、個人的にはディズニーランドと並べたくなるくらい、食のエンターテインメントがつまった空間です。一年中、かき氷をその季節に合わせた極上の蜜で食べられる、数少ない店のひとつです」

日本でいちばん愛されているエンターテインメントのディズニーランドと並ぶかき氷! それはいったいどのようなものなのでしょうか。楽しみ!

場所は、東京メトロの千駄木駅と、JR日暮里駅のだいたい中間くらい。千駄木駅から向かうときは、谷中銀座を抜けていき、日暮里駅から歩くときは、谷中の象徴「ゆうやけだんだん」の階段を経由していきます。もちろん、高野さんは目的地に向かう道中もぬかりありません。

高野「千駄木駅からひみつ堂への道中には、屋根の上の白い猫が目印の、お酒が飲める酒屋「越後屋本店」、それにおつまみや食べ歩きにぴったりの絶品メンチカツやハムカツ、コロッケを売っている「肉のサトー」「肉のすずき」があります。越後屋本店はおつまみの持ち込みができるので、ハムカツをいただきながらビールを飲むのは格別。ひみつ堂に行く前に、ちょっと小腹満たしに買っていって食べるのもいいですよ」

聞いているだけでビールが飲みたくなっちゃう……。

さて、それではいざひみつ堂に向かいましょう。

行った日は平日の水曜日。この日の開店は10時で、9時半前に着いたものの、女性を中心にものすごい列ができあがっていました。

気温30度を超える晴れの日に並び続け、10時20分に店内へ。休日の場合、「この時間に来てください」という整理券が配布されると、その数時間の待ち時間で他のお店を見て回ることもできるので、一度来てみることをおすすめします。

さて、暑い中並んで、いざ涼しい店内へ……と思いきや、残念ながら、ここは店内の温度が30度に設定されています(笑)。好きなかき氷を注文し、待っている間は正直、ちょっと暑い。外よりは気持ち涼しいかもしれないけれど、汗をかきます。そんなときは店内にうちわがあるので、あおぎましょう。

カウンター席とテーブル席がありますが、カウンター席だと、目の前で手動式の氷削機で、天然氷がうすく削られていき、そこにたっぷり氷蜜をかけるのを見ることができます。

高野「普通のかき氷屋さんは、たいていキッチンでかき氷が作られてきて、食べる側はその完成型を見るだけ……ということが多いでしょう。けれどひみつ堂は違う。目の前でふわふわの氷が削られ、たっぷりの蜜がかけられていく工程を、目の前で見ることができる。特に、蜜をかけるところは他より一段高くなっていて、まるでお立ち台のよう。店主が歌舞伎役者出身なこともあってか、とにかく「見せる」ことを重視しています。そうそう、ここでは“シロップ”とは呼ばず、“蜜”と呼びます」

使われているのは日光の天然氷蔵元・三ツ星氷室さんの天然氷。

果物や野菜の旬を追い、季節ごとにかき氷はどんどん変わっていきます。毎日メニューは変わるので、今日食べたものが来週あるとは限りません。そうやってすぐに消えていく感じも、まるでかき氷のよう。

この日食べたのはいちごヨーグルトとメロン、そして期間限定のいちごショート。

そう、「いちごとメロン」という、かき氷では超定番のあのふたつ。けれど、「かき氷、あぁ、あの味ね」という、誰もが持つ固定観念をきれいにひっくり返してくれるはず。

いちごヨーグルトはこちら。

いちごにヨーグルト。そしてプラスで練乳をトッピング。この3つの組み合わせが苦手なんて人、ほとんどいないのではないでしょうか。万人に愛される美味しさを極めている、まずは食べて欲しい定番のひとつ。

メロン。

私たちが普段見慣れたかき氷のように色はついていません。けれど、だからこそ、ほんものの「メロン」の味がします。

ひとくち口に含むと、芳醇なメロンの香りが、ふわり。メロンの美味しさと氷が、口の中できれいにとけあいます。

そして期間限定のショートがこちら。いちごの氷蜜の上にどっさり生クリーム……美味しさはもちろん、フォトジェニック。

ただ、ここは気温30度の常夏の空間。来たら写真を撮るのはそこそこに、すぐに食べていきましょう。

高野「かき氷とは花火のようなもので、口に入れるとすぐに消える、儚い美味しさです。けれど、だからこそ美味しいし、人は求める」

かき氷=花火……! どちらも夏の風物詩で、日本人が愛するものですが、確かにすぐ消える「切なさ・儚さ」は共通しているかも。かき氷がここまで愛される理由、わかったような気がします。

ところで、テーブルにストローが置いてありますが、これはいったいなんなんでしょうか?

高野「かき氷って、最初は美味しいけれど、どんどん溶けていって食べにくくなったり、最後はもういいや……となってしまう、ということ、ありませんか? そう、それならストローで飲めばいいんです。最後に氷と蜜が混ざってとけたものは、極上のジュースになっている。ひみつ堂のかき氷は、溶けてしまったあとさえも、感動の美味しさをくれるんですよ」

\美味しい♪/

it girlの尾身さんも「今までのかき氷の概念を覆されました! 氷のふわふわにも、溶けてストローで飲めるのにも驚き……。とにかく美味しかったし、甘すぎないので、3種類の味を食べても全然イケました♡」と、人生初のかき氷体験に感動していましたよ♪

さあ、あなたもかき氷の世界へ、おいでませ。

今の季節は、「もも」も、美味しいですよ。

※次回は9月16日(土)の更新予定です。

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ナビゲーター 高野 茂
1961年東京・築地生まれ。青山学院大学卒業。女性ファッション誌『JJ』にて、「関東VS関西企画」をはじめとしたヒット企画を生む。アパレル上場会社の東京スタイル取締役・TSIホールディングス取締役を経て、現在はTSIホールディングス顧問。
その人柄と自身の五感・経験に基づいた遊び情報は、モデル・業界人からも厚い信頼を寄せられており、日本各地のおすすめ情報を聞かれること多々。

協力/ひみつ堂
東京都台東区谷中 3-11-18
営業時間 10時頃~18時頃。曜日により20時まで。開店早まるとき有。
定休日 月曜日(10月~5月は火曜日)
※急な変更もあります。来店前日に公式Twitter(@himitsuno132)でご確認ください。

構成/後藤香織

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