2018/01/14 14:30

虚弱体質かも…と思ったら試してみたい、心療内科医が教える漢方

虚弱体質かも…と思ったら試してみたい、心療内科医が教える漢方
虚弱体質かも…と思ったら試してみたい、心療内科医が教える漢方

心身の疲労がとれない悩みについて、心身医学専門医で心療内科医・野崎クリニック(大阪府豊中市)の野崎京子院長に教えていただくシリーズ、第1回の原因編、第2回のセルフケア編に続く今回は、漢方薬の選択について詳しいお話を伺います。

漢方薬は複数の症状と体質を考え合わせて選ぶ

——これまでに教えていただいたように、女性の不調は、頭痛、肩こり、めまい、むくみ、イライラ、ウツウツ、不眠、いつも疲れているなど、複数に及ぶ場合が多くあります。まとめて改善できる薬はないものでしょうか。

野崎医師:不調の治療には原因を追及して対策を取るようにします。まとめて治したいといっても原因や体質によって一概には言えず、完全に対応する薬はないと言えますが、1つの不調が改善するとほかの不調も良くなることはあるでしょう。

西洋医薬は、1つの症状に1つの薬で対処します。胃が痛ければ胃痛薬を服用するでしょう。それに比べて漢方薬は、多岐に及ぶ症状とともに、「体力がない、疲れやすい、眠りが浅い、顔色が良くない、胃腸が弱い、神経過敏、暑がりや寒がり」などの体質を考え合わせて選びます。症状が複雑な場合は、医療機関では血液検査などを行って病気かどうかを調べる場合がありますが、漢方薬を試すという選択もあるでしょう。

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