2018/06/12 21:45

「かわいい女子であれ」という不文律 小島慶子さんに聞く、テレビ業界の女性へのまなざし

——テレビ局の「女性に対するまなざし」というのは?

小島:画面に出る仕事であるアナウンサーには特に、男性から見て理想的な女の子像、従順で控えめで男を立てるような役割が求められるんですよね。

アナウンサーは日本語のプロであれという建前はあるんですけれど、不文律としてそうした女子ロールを求められていることは明らかでした。男性と対等の待遇を得ながら女性蔑視的な扱いを甘受しなければならないことに、納得がいきませんでした。

でもこれは、アナウンサーに限らず働く女性なら多かれ少なかれ感じていることかもしれませんね。記者やディレクターも経験していることだと思います。

アナウンサーはいわば放送局の看板娘ですので(そのこと自体が性差別的ですが)、ある種守られているところはあります。セクハラしたらゴシップにされるリスクもありますよね。でも記者やディレクターは誰にも守ってもらえない立場です。

取材や制作の現場でハラスメントに近いことが日常的に行われていたであろうことは想像に難くないです。

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