2018/04/07 18:00

サン=ローランやチャーチルが愛した モロッコの古都マラケシュの魅力とは

 世界を旅する女性トラベルライターが、これまでデジカメのメモリーの奥に眠らせたままだった小ネタをお蔵出しするのがこのコラム。敏腕の4人が、交替で登板します。

 第179回は、世界中の旅行者が憧れるモロッコの古都を、大沢さつきさんが巡ります。

イヴ・サン=ローラン美術館がオープン


抜けるような青空と赤い土壁、色彩の芸術のカーペット。これぞマラケシュの光景。

 年々、モロッコを訪れる旅行者が増えているのだとか。日本人はもちろん、かつての宗主国であるフランスの人にとっても、彼の地は“エキゾチシズム”の象徴のような国。2017年の秋も終わりの頃、パリとほぼ同時期に、この国、マラケシュを愛したイヴ・サン=ローランの美術館がオープンした。


イヴ・サン=ローラン美術館のエントランス。さすがにスタイリッシュな建築。

 19世紀半ばには、モロッコ王国への使節団に随行したドラクロワがいた。隣国アルジェリアで描いた『アルジェの女たち』は有名だが、ここモロッコでの傑作も多い。そしてその80年後にはマティスが、ドラクロワが“悪魔の太陽”と呼んだ陽射しと鮮烈な色彩を求めて、この国を訪れている。

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