2018/07/04 12:00

麻薬密売組織の拠点だった南米の街を 生まれ変わらせた大胆な改革とは?

Magnificent View #1410
メデジン(コロンビア)


(C)Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 メデジンはコロンビア第二の都市。標高約1500メートルに位置する街はすり鉢状の地形をし、標高が低いエリアには高級住宅街と市街地が、高い場所にはスラム街がある。

 今でこそ観光客の姿が多いこの街も、1990年代までは巨大な麻薬犯罪組織の拠点が置かれ、事件は後をたたなかった。

 だが、麻薬組織が解体されて以降は、行政が積極的に街を改変。あえてスラム街に図書館を建設することで人を呼び込み、住民の移動手段としてケーブルカーを設置するなど、大胆な改革が行なわれた。

 かつて、高地のスラム街に暮らす人々は市街地まで1、2時間も歩かなければならならず不便を強いられていたが、ケーブルカーのおけげで行動範囲が拡大。職場の選択肢も増えたことから経済がよくなり、治安改善につながったという。

 2013年にアメリカで実施された「最も革新的な都市コンテスト」では、みごと1位に。世界で最も治安が悪い街から、最も革新的な街へと変貌したメデジンに、世界が注目している。

文=芹澤和美

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