2018/08/03 18:00

暑い室内で花をダメにしないコツは? ポイントを押さえ夏でも花を楽しもう

 子供のときのように大人だってもっと夏を楽しみたい! エッセイストの柳沢小実さんが、夏を楽しく過ごすための暮らしのアイデアを3回にわけて伝授。


ポイントさえ押さえれば
夏でも花は長持ちする!


花を飾ると、部屋がいきいきする。

 ダイニング、キッチン、棚の上や玄関など、家で仕事をしていることもあって、部屋にはできるだけ花を飾るようにしています。けれども、やはり夏は気温のせいもあってか、なかなか長持ちしなくて。すぐに傷んでしまうと、残念だし、花に申し訳ない気持ちになります。

 そこで、お花屋さんに教えていただきながら、夏の花選びについて少しずつ知識を増やしてきました。

 夏の花は、選ぶ種類と、飾る場所、買うタイミングがとても大切です。そして、花瓶に生ける前の切り方にもコツがあるそう。暑い夏でも、躊躇せずに花を飾れるようになりましょう。

夏に花を買うときは
まず茎をチェック!

 夏に長持ちする切り花の選び方、それは「茎が固くて丈夫な種類を選ぶ」こと。たとえば枝ものの「ドウダンツツジ」や、実ものの「ヒペリカム」、花だったら「ヒメヒマワリ」や、青い花が愛らしくてそのままドライにもなる「ルリタマアザミ」などが、茎がしっかりしていて長持ちします。

「ヒメヒマワリ」は、日数が経つと葉が傷んでくるので、他の葉ものと組み合わせても。


「ドウダンツツジ」と「ヒペリカム」は、ボリュームがあって見栄えします。

オレンジの花の「ヒメヒマワリ」と青い花の「ルリタマアザミ」。飾ると部屋が明るくなる。

 また、「ミント」や「ローズゼラニウム」も生命力が強くて、庭から切ってきたものが、もう一か月近くも元気な状態です。特に、ミントは花瓶にさしておくと、根っこを伸ばして葉もどんどん増やしていきます。


ミント(右端)やローズゼラニウム(左端)などは、ずっと青々と元気。

花器の選び方と日持ちする生け方

 花器は、1年を通して、ガラス瓶と乳白色のピッチャーの2つを使っています。そのほか、花を沢山生けなくても形になる、口の細い花瓶を使うことも。花瓶のサイズは、大きいものと小さいものの2サイズあれば十分です。

 生ける際に、ボウルやバケツに水をはって、その中で茎を切り、花瓶の水は少なめにして、水に浸かる部分の葉を雑菌防止のために取り除きます。毎日水を替えるとベスト。これだけで随分持ちが良くなります。


薬瓶なども花瓶として素敵に使えます。

背の高い枝ものは、棚の上に飾っています。

ダイニングテーブルに飾る場合は、背を低くして。

花を買うなら金曜日がベスト!
飾る場所にも配慮しよう


口の細い花瓶に飾ると楚々とした雰囲気に。

 花を買ってくるのは、たいてい金曜日。週末、存分に堪能できればそれで良しとしています。平日はまた慌ただしくなって、水替えなども忘れがちになるため、たとえ枯れてしまっても罪悪感を感じずにすむように、まずは週末しっかり楽しんでいます。

 そして、居室が日当たりが良くて高温になる場合は、玄関に飾るのも手。玄関は、室内に比べて涼しいことが多く、帰宅してすぐに目に入るので、ここに飾るのも長く楽しむにはとても効果的ですよ。

 夏には夏の花の飾り方がある。種類やタイミング次第で、存分に楽しむこともできます。蒸し暑い夏だからこそ、涼やかなグリーンを飾ってみてはいかがでしょう。


柳沢小実 (やなぎさわ このみ)

エッセイスト。暮らしや旅の著書多数。 読売新聞“軽やか生活”(隔週水曜夕刊)、JR東日本“びゅうたび”などで連載中。最新刊は『40歳からの暮らし替え』(大和書房)。 秋に収納と家づくりの新刊が出る予定。
Instagram https://www.instagram.com/tokyo_taipei/
https://www.furarifurari.com/

文=柳沢小実
撮影=深野未季

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