2018/08/17 07:00

M!LKのメンバーとしても活躍する 佐野勇斗は今年度6本の映画に出演!

 ボーカルダンスユニット「M!LK」のメンバーとしても活躍する、俳優・佐野勇斗。前回に続き彼史上最高のイケメン役を演じた主演映画『青夏 きみに恋した30日』の撮影裏話など、今年の快進撃から将来の展望まで語ってもらいました。

「トドメの接吻」から始まった
18年の快進撃


――2018年は、かるた部の新入部員・筑波秋博を演じた『ちはやふる-結び-』から、さまざまな作品に出演されます。

 原作コミックがあるキャラクターをがっつりやらせていただくことは初めてだったので、原作ファンの方をガッカリさせたくない気持ちもありながら、できれば自分のテイストも取り入れたい気持ちもありました。最後には、腹をくくって現場に行きましたし、僕の筑波くんを、よかったよ! と言ってくださる方もいてうれしかったです。いろんな役でお声をかけていただけることはうれしいし、有難いことですが、毎回「大丈夫かな?」って、不安になりますね。出来上がった作品を観返しても、自分の演技に関しては反省ばかりですし、いつもまだまだだと思っています。

――『羊と鋼の森』やドラマ「トドメの接吻」では同じ事務所の先輩である山﨑賢人さんとの共演も続きました。

 僕が事務所に入る前から、母が賢人くんのことを「カッコいい」と言っていたので、同じ事務所にいるだけではなく、共演させてもらうことができた。信じられないです。しかも、全然気取らない人というか、人間性が素晴らしいので、今ではお兄さんのように、いろんな相談もさせてもらっています。しかも、見れば見るほどカッコいいんです!

デビュー作以来の共演となる
葵わかなとのW主演『青夏』


――さて、初主演映画『青夏 きみに恋した30日』ですが、佐野さん演じる吟蔵と恋仲になる理緒役の葵わかなさんは、『くちびるに歌を』のときの仲の良い共演者の一人ですね。

 わかなちゃんとは『くちびる~』以来、3年ぶりの共演ですが、同じ事務所の仕事仲間というよりも、幼馴染みみたいなんです。だから、友達役なら分かるんですが、恋人関係になる役。最初は「どうしよう?」という気持ちでしたが、現場ではお互いに「こうした方が良くない?」といった話し合いができましたし、一緒に戦った戦友みたいでした。いい先輩で、学ぶことが多いし、わかなちゃんだからこそ、できたことだと思います。

――3年ぶりの共演ということで、葵さんから佐野さんが変わったことを指摘されました?

 わかなちゃんからは「いい意味で、何も変わってないね」と言われました(笑)。当時から、フワッとしてる感じとか、エキストラさんを盛り上げたくなるぐらいお喋りなもので(笑)。吟蔵は口数の少ないクールなイケメンで、すぐにふざけたくなってしまう僕とは真逆のタイプなんです。だから、演じるうえでは、とても難しかったです。逆に、お喋りで元気キャラの理緒を演じたわかなちゃんは、実際は一歩引いた静かなタイプなんですよ。

意識してカッコつけて演じた
吟蔵というキャラクター


――本作で、佐野さんにとって印象的なシーンを教えてください。

 好きなシーンはいっぱいあるんですが、展望台で吟蔵が理緒を泣く泣く振るシーンがあるんです。もっと暗いシーンになるかと思っていたら、景色はとても綺麗だし、その後の理緒の表情もよくて、もっと理緒を好きになってしまうようないいシーンになったと思います。

――ちなみに、本作では、どのような佐野勇斗が観られると思いますか?

 ポンコツ役が多い僕にしては、原作を読んだときに衝撃を受けたぐらい、吟蔵はかなりカッコいい役。なので、監督と話し合いながら、1カ月間、かなり意識してカッコつけて演じました。ふざけているようなシーンは、一切ありません(笑)。

中条あやみとの共演作も公開


――続いて、来月14日からは映画『3D彼女 リアルガール』も公開されます。この作品で演じた筒井光(つっつん)は、どんなキャラですか? 『青夏』の吟蔵との違いも教えてください。

 見た目はオタクっぽくて、周りからも少し気持ち悪がられるようなやつですが、中身は友達想いで、恋人想いで、とても優しいやつ。誰もがつっつんの中身を知れば、素敵な人だなと思うような人だと思います。吟蔵とは、まず容姿から違いますね。吟蔵は、酒屋の手伝いをしている田舎の高校生なので、日に焼けているけれど、つっつんは、引きこもりだから色白で、体つきもガッチリしてません。でも、内面が優しくてカッコいい男という部分は似ていると思います。

――そんな『3D彼女 リアルガール』のみどころ、そして共演した中条あやみさんの印象を教えてください。

 なんといっても、美女とオタクの恋愛という、なかなか現実離れしたシチュエーションだと思います。そして、1人だったら何もできないつっつんが、ヒロインの色葉や友人たちと関わっていくことで、だんだんと変化、成長して行く様を観てほしいなと思います! 共演した中条さんとは正直会う前は、絶対仲良くなれないと思っていたんですよ。でも、実際お会いすると、ものすごく空気感が似ていて、親戚のお姉ちゃんみたいなんです。今では一緒にいて、楽しくて落ち着く存在です。

僕が目標とされる役者になりたい!


――さて、M!LKメンバーとしての今後の展望を教えてください。

 M!LKとしては、今、ライブ会場がどんどん大きくなってきているので、それをアリーナからドームへと広げたいですね。5年後にはそれを実現できるように、成長していきたいです。あと「紅白歌合戦」には出場するだけではなく、みんなで司会もやれるようになりたいです。

――また、俳優・佐野さんとしての展望や目標とする先輩について教えてください。

 いろんな人から「佐野勇斗が出ているなら観たい」と思ってもらえるような役者。あとは「なんか面白いことをやってくれるんじゃないか?」と思ってもらえる役者になりたいです。(山﨑)賢人くんや菅田(将暉)さん、吉岡秀隆さんなど、目標とする先輩は、もちろんいっぱいいます。でも、僕が目標とされる役者になりたいです。


佐野勇斗(さの はやと)

1998年3月23日生まれ。愛知県出身。15年公開の『くちびるに歌を』で俳優デビュー。以降、ドラマ「砂の塔~知りすぎた隣人」のほか、『ちはやふる -結び-』などに出演。公開待機作に『3D彼女 リアルガール』(2018年9月14日公開)、『走れ! T校バスケット部』(2018年11月3日公開)、『凜』(2018年度公開)などがある。ボーカルダンスユニットM!LKのメンバーとしても活動中。


『3D彼女 リアルガール』

書店で万引きの濡れ衣を着せられた学校一の美少女・五十嵐色葉(中条あやみ)を助けたのは、2次元を愛する超絶オタク・つっつんこと筒井光(佐野勇斗)。リア充の色葉から突然の告白を受けたつっつんは新手のイジメだと疑いながらも、正反対のふたりの交際がスタートして……!? 映画『ヒロイン失格』チームが再び贈る、『美女と野獣』ならぬ「美女とオタク」の笑って泣けるラブコメディ!!
http://3dkanojomovie.jp/
2018年9月14日より、全国公開。
(C)2018 映画「3D彼女 リアルガール」製作委員会 (C)那波マオ/講談社

くれい響 (くれい ひびき)

1971年東京都出身。映画評論家。幼少時代から映画館に通い、大学在学中にクイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作を経て、「映画秘宝」(洋泉社)編集部員からフリーに。映画誌・情報誌のほか、劇場プログラムなどにも寄稿。

文=くれい響
撮影=松本輝一
ヘアメイク=中島愛貴(ラフテル)
スタイリスト=伊藤省吾(シトル)

今日の運勢

おひつじ座

全体運

ちょっとしたユーモアが幸運を招くカギ。まわりの人を笑わせて...もっと見る >