2018/09/27 18:00

絶対欲しい! 台湾土産の大本命 「富錦樹」の刺繍チャイナシューズ

目利きの日本人店主が選ぶ
ハイクオリティな台湾ブランド

 MRT忠孝新生駅の近くにあるカルチャースポット「華山1914文化創意産業園区」。ここは広大な敷地の中にレストランやカフェ、セレクトショップ、ギャラリーなどが集まり、若者たちに人気のスポットとなっています。

 その入口そばに建つ赤レンガの建物が、今回ご紹介する「富錦樹 華山概念店 Fujin Tree Landmark」です。


「華山1914文化創意産業園区」は戦前に建てられた酒工場の跡地を再利用。独特な風情が感じられます。

「富錦樹」という店名は、本店のある「富錦街」という通りに由来します。この通りは美しい街路樹で知られていますが、「富錦樹」がオープンしたのをきっかけに、個性的なカフェやレストランなどが次々と誕生しました。富錦樹グループの代表であるジェイさんは、この通りのブームを創り出した人物です。


笑顔が素敵な向原緑さん。台湾では海外で刺激を受けた若いクリエイターたちが増えており、彼らの作品に注目しているとのこと。

 ここ「富錦樹 華山概念店 Fujin Tree Landmark」は、2年ほど前にオープン。カフェを併設したライフスタイルショップで、ジェイさんの奥様である向原緑さんが商品をセレクトしています。

 緑さんによれば、ここは若者たちや外国人観光客が数多く訪れるので、リーズナブルで購入しやすい台湾ブランドをメインに扱っているとのことです。


広々とした明るい店内。併設されたカフェも人気です。

 店内にはオリジナルのチャイナシューズや小籠包のイラスト入りコップをはじめ、台湾人デザイナーが手がけたアクセサリー、キャンドル、ヴィンテージのコップ、日本でも評価の高い鄭恵中氏のリラックスウェアなどが並びます。素敵な台湾ブランドの数々に、思わずうっとりしてしまうはずです。

「台湾のデザイン業界はここ数年で一気にレベルアップしました。店ではそうしたデザイン力やクオリティの高さがさりげなく伝わるモノを中心に選んでいます」と語る緑さん。

 彼女は全世界の人々に台湾ブランドの魅力を知ってほしいという願いを抱いています。今後はオリジナル商品の開発にも力を入れていくとのことです。

老舗とコラボした上品な
刺繍入りチャイナシューズ

◆チャイナシューズ 
1380元


色褪せても、また違った趣が出てくるのが魅力。傷んだ場合には修理もお願いできます。

 緑さんの熱意とアイデアによって生まれたチャイナシューズ。

 ある日、老舗チャイナシューズ店「小花園」を訪れた緑さんは、窓際にポツンと置かれたタッセル付きの子供用シューズに一目ぼれ。オーナーに頼み込み、同じタイプの大人用シューズを半年かけて完成させました。

 赤と黒のタッセル付きのほか、2018年秋の新作はパープルとグリーン。秋冬の暗めの装いにも華やかさを添えてくれます。また、ここのシューズは中敷きがあるので、一日履いても疲れないのが魅力です。


取材当日、緑さんが履いてきてくれたのは2018年秋の新作。タイツにも合わせやすいとのことです。

「富錦樹」特製の
可愛らしいビールグラス

◆特製ビールグラス 
150元/1個


セットでお土産にすると喜ばれること間違いなし。

 富錦樹オリジナルのビールグラスは2種類あります。一つは小籠包のイラスト入り。そして、もう一つは赤白の縞模様のビニール袋が描かれています。

 台湾通の方ならピンと来るはずですが、このビニール袋は台湾の店や食堂などでよく使用されているもの。「ザ・台湾」というモノではなく、さりげないモノで台湾らしさを表現した商品です。

 グラスは新竹市のガラス工場に特別注文したもので、台湾ビールのグラスと同じサイズ。ビールだけでなく、お茶やジュースなどを飲むのにもぴったりです。

さわやかな香りと
風味がたまらない特製ラー油

◆日日辣油 
小 200元、大 350元


麺やビーフンにちょっと加えるだけで、風味がより増します。

 富錦樹グループが経営する台湾料理レストラン「富錦樹台菜香檳」でも使用されている特製のラー油。

 ラオス出身であるスタッフのお母さんが考案したもので、レモングラスや南薑(ナンキョウ。ショウガ科の植物)など、十数種類のハーブが入っています。辛さの中にもさわやかな香りと風味が感じられ、どんな料理にも合うのが特色です。

キッチュな柄が目を惹く
レトロなグラス

◆ヴィンテージのグラス 
90~320元/1個


ずらりと並べてコレクションしたくなる可愛らしさ。

 1960年から80年代に台湾で流行したというレトロな雰囲気のグラス。赤や黄色、緑など、カラフルな色彩で、花や蝶、フルーツなどが描かれています。思わず胸がキュンとなってしまうデザインで、中には会社の景品として製作されたレアなものもあります。

 地方の市場で見つけたという掘り出し物も多く、商品はすべて一点モノ。お気に入りが見つかったら、「即買い」しましょう。

不思議な形に心奪われる
ハンドメイド・キャンドル

◆nag.19 キャンドル
小 80元、中 150、 大 250元、特大 350元


一つ一つが違うフォルムと色彩で、同じものは一つとしてないのが魅力。

 若い女性芸術家による手作りキャンドル。不規則な断面をもつカップケーキ型、中指型、鉱物型など、不思議なフォルムと淡い色彩が癒しを与えてくれます。

 また、有機大豆や台湾産蜜ろう、ドイツ製顔料などといった身体に優しい素材を使用しているので安心。特に小さいサイズは手ごろで、お土産に向いています。

台湾女子に大人気の
アクセサリーブランド

◆Wild Treasureのイヤリング、ピアス
700~1000元前後


値段が手ごろなので、オシャレ好きな台湾女子の間で爆発的な人気に。

 2015年に登場したアクセサリーブランド「Wild Treasure」。もともとは工業デザインを手掛けていたという若き女性デザイナー、孟潔さんによるハンドメイド商品。

 大自然やアンティーク、エスニックなモノなどからインスピレーションを得ており、パールや玉などの天然素材を使用。シンプルながらも強い個性が感じられます。

日本女性にも大人気の
リラックスウェア

◆鄭惠中
トップス 1200元、スカート 2500元など


普段着にもオシャレ着にもなり、さまざまな着こなしが楽しめます。店ではコーディネートの見本も展示しています。

 著名な染織家である鄭惠中さんが手がけるリラックスウェア。台湾では茶人や文化人たちに長らく愛されてきたブランドで、伝統的な音楽会や茶会などの装いでもよく見られます。

 綿や麻といった天然素材を使用したウェアは、パンツもトップスもワンピースもすべてゆったりとした造り。赤や水色、パープル、ピンク、黄色、グレーなど、色のバリエーションも豊富で、しかもリーズナブル。女性用だけでなく、男性用もあります。

カゴ好きにはたまらない!
シックな雰囲気のプラ製カゴバッグ

◆プラスチック製カゴバッグ
980元


幅広なので、収納力もたっぷり。

 台湾人作家に特注したというPPバンド素材のカゴバッグ。台湾では昔からプラスチック製のカゴバッグが買い物カゴとして愛用されてきました。

 ここのものはシックで上品な雰囲気なので、ちょっとしたお出かけの時にも重宝します。しっかりとした造りなのも魅力。茶色と白の2種類があり、落ち着いた色彩なので、どんな服装にも合います。

富錦樹 華山概念店 Fujin Tree Landmark
(フーチンシュー・ホワサンカイニエンティエン フーチン・ツリー・ランドマーク)

所在地 台北市中正區八徳路一段1號(中1A)
交通 MRT忠孝新生駅1番出口から徒歩6分
電話番号 02-2341-8355 
営業時間 11:00~21:00
定休日 無休
https://www.facebook.com/fjtlandmark/


片倉真理 (かたくら まり)

台湾在住ライター。1999年から台湾に暮らし、台湾に関するガイドブックや書籍の執筆、製作に携わる。そのほか、機内誌への寄稿や女性誌のコーディネートなども手がけている。2011年に台湾で出版した中国語書籍『在台灣,遇見一百分的感動~片倉真理 旅的手記』(夏日出版社)のほか、共著に『食べる指さし会話帳・台湾』(情報センター出版局)、『台湾で日帰り旅 鉄道に乗って人気の街へ』(JTBパブリッシング)など。2018年4月20日に新刊『台湾探見 Discover Taiwan-ちょっぴりディープに台湾体験』(ウェッジ)を刊行。

文・撮影=片倉真理

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