2018/10/02 12:00

プーケットでおこもりウェルネス 50種ものアクティビティで生き返る

 世界を旅する女性トラベルライターが、これまでデジカメのメモリーの奥に眠らせたままだった小ネタをお蔵出しするのがこのコラム。敏腕の4人が、交替で登板します。

 第193回は、小野アムスデン道子さんがタイのアイランドリゾートで心も体も癒されるステイを体験します!


「バンヤンツリー」の旗艦的存在


ゆったりしたプライベートプールにジャグジー、そしてスパもヴィラ内で。と、それだけでも十分に癒される。

「あまりストイックになるのは嫌だけど、ただぼんやりとリゾートで過ごすより、ちょっと有意義に時間を使いたい」と思っていたら、うってつけのプランが出て来た。

 目的に合わせて週に50ものプログラムからいろいろ選択して過ごせる「バンヤンツリー・プーケット・スパ・サンクチュアリー」の新しいプログラム「サンクチュアリー・ウェルビーイング」だ。

 プーケットは、バンコクから国内線で約1時間半。エネルギッシュな大都会から一気にリゾートアイランドに到着。バンヤンツリー・プーケット・スパ・サンクチュアリーは、空港からも車で約30分と近く、落ち着いたバンタオビーチにある広大なバンヤンツリー・プーケット・リゾートの中にある3つのホテルの一つ。

 プールヴィラの草分け、そしてクオリティの高いスパで知られるバンヤンツリー・グループの中でもここプーケットは、1994年に誕生した第1号で、シグニチャーな存在だ。


プールヴィラのすぐ向こうにラグーンが見える。

 バンヤンツリー・プーケット・スパ・サンクチュアリーは、プライベートプールにジャグジー、そしてスパのためのスペースも設けられた12棟のヴィラが緑に囲まれて立つ。水をたたえたラグーンもすぐそこに見える贅沢な自然の中の隠れ家だ。


寝室のカーテンを開けると、緑に抱かれて眠るような感じ。

 そんな環境で「ウェルビーイング(心身全体の幸福)」を目指して、「新しい健康」「バランスの取れたフィットネス」「マインドの覚醒」「アーバンデトックス」という4つの体験に沿ったウェルネスアクティビティが提供される。その数、1週間に50種類。


ウェルネス・ホストのエリザベスさんは自然療法、ヨガを修得し、栄養学や食事療法の学位も持ち、自然療法のカレッジや病院でも働いていたスペシャリスト。

 スケジュールの相談にのってくれるのは、健康科学やヨガ、栄養学などの健康関連の専門知識を持つウェルネス・ホスト。1日1回のスパ・プログラムも取り入れて、気持ちよく過ごしつつ、目的意識のある滞在ができる。

ムエタイだって体験できる!

 客室には、オーガニックのハーブティーやナッツ・ドライフルーツ類などヘルシーなスナックが置かれている。



左:スチームルームからもこの眺め。ハーブにミントウォーターをかけて爽やかな香りを楽しむ。
右:ハチミツやココナッツパウダーにカルダモンなどのハーブを入れた入浴剤やスクラブで優雅なバスタイムを楽しめる。

 また1日のプログラムを終えた後、ゆっくりと癒しの時間を楽しむために、スチームルームにもなるシャワー室で使うライムやミント、レモングラスのハーブ、アウトドアバスの中に入れる入浴剤やスクラブなどを日替わりで用意してくれる。

 サンクチュアリー・ウェルビーイングは、求道的なリトリートともまた異なる、休日を過ごすリゾートにベースを置きながら、生活や生き方を見直すきっかけを見つけられるプログラムなのだ。


いわゆるヨガの「猫のポーズ」。この後、顎を上げて首を反らせる。背筋を鍛えるだけでなくインナーマッスルにも効いてお腹周りも締まるそう。

 私も4つの体験に沿って、アクティビティをピックアップしてみた。まずは「新しい健康」体験ということで、15時間以上ずっとPCに向かっているという生活で気になっていた「姿勢を正す」アクティビティ。

 背骨が歪んでいないかをまず壁面を利用してチェック。頭の重さを支える背骨そして腰には、いつの間にか負担がかかって、肩こりや腰痛予備軍が潜んでいるらしい。通販でも購入できるという簡単なゴムのような用具を使っての背筋エクササイズやヨガのポーズなど、日頃のメンテナンスにも生かせるアイデアをくれるのがいい。

 次に運動やストレッチなど「バランスの取れたフィットネス」では、かねてからやってみたかったムエタイに挑戦。


パンチは右・左にストレート、アッパーと繰り返す。

これだけでもかなりの運動量だが、キックはかなり楽しい。

 テーピングをして臨む60分のプログラムは、パンチ、キックの基本動作を繰り返した後、終盤はスパーリングまで入ってかなりハード。しかし、思い切り蹴りを入れるのは、フィットネスもさることながらストレス解消度抜群。

 このほかに周辺の村やビーチにサイクリングに出かけたり、別のフィットネスも。

ヴィラで受けるマッサージは最高!

「マインドの覚醒」は、瞑想体験やヨガ、セラピストにヴィラに来てもらって受けるマッサージで。


スパ・サンクチュアリーという名の通り、ヴィラにセラピストが来てくれる。

ヴィラで受けるマッサージはプライベート感があって最高。

 スパ棟で施術を受けることも可能だが、お化粧も落として、気兼ねなく素のままで受けるマッサージは癒される。さすがバンヤンツリーのシグニチャーだけあって、マッサージは安心して身をまかせられる。


客室には、バンヤンツリーでブレンドしたオーガニックなハーブティーが4種類も置かれている。朝に夕に飲むと香りもよくて身体もきれいになった気分。

 そして「アーバンデトックス」は、部屋に置かれた各種のお茶をはじめローカロリーでデトックスを意識した食事で。

 一見、スイーツに見えるアフタヌーンティーも、人参やマッシュルームなどの野菜にフルーツとヨーグルトなど、ほとんど甘さを感じないものだった。



左:メインダイニング「サフロン」の夕食では最初に手を洗ってくれる優雅なサービスも。
右:新鮮なフルーツやココナッツミルクを使ったカクテルも。

 しかし、都市生活とのバランスも考えてガチガチのダイエットデトックスではない。夜にはカクテルもいただくし、朝食にはシャンパーニュが出るのが素敵だった。


2人一緒に行うデュオ・ヨガ。お互いの体重や引っぱりを利用してストレッチも。

 基本的なプランは1泊朝食付きで約17,400タイバーツ~(税・サ込)。デュオヨガなどの2人で取り組むアクティビティもあって、料金も2人からがベース。

 プログラムのコンサルタントなど日本語スタッフの対応も可能。せっかくなのでゆっくり3泊以上滞在して、プログラムを満喫したいところ。


鳥が戯れるリゾート内のゴルフコース。

 緑いっぱいの自然の中にはゴルフコースまであって、リゾートとしての滞在も満喫しながらのウェルビーイングに向けての体験。ちょっと多忙な日常から抜け出して、寛ぎつつの生活の見直しにはぴったりだった。

Banyan Tree Phuket Spa Sanctuary
(バンヤンツリー・プーケット・スパ サンクチュアリー)

所在地 33,33/27 Moo 4, Srisoonthorn Road, Cherngtalay, Amphur Talang, Phuket
電話番号 076-372-400
https://www.banyantree.com/en/thailand/spa-sanctuary-phuket/


小野アムスデン道子 (おの アムスデン みちこ)

ロンリープラネット日本語版の立ち上げより編集に携わったことから、ローカルグルメや非日常の体験などこだわりのある旅の楽しみ方を発信するトラベル・ ジャーナリストへ。エアライン機内誌、新聞、ウェブサイトなどへの寄稿や旅番組のコメンテーター、講演などを通して、次なる旅先の提案をしている。
Twitter https://twitter.com/ono_travel

文・撮影=小野アムスデン道子

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