2018/10/28 12:00

山頂に残る巨大な穴は誰の足跡? スリランカで篤い信仰を集める聖山

Magnificent View #1443
アダムスピーク(スリランカ)


(C)Robert Harding Images / Masterfile / amanaimages

 スリランカの中央部に聳えるアダムスピーク。標高は2,238メートルとそれほど高くはないが、三角錐の凛とした山容は、昔から人々に敬われ、信仰の対象とされてきた。

 ここは、仏教徒、ヒンズー教徒、キリスト教徒、イスラム教徒にとって共通の聖地である。その理由は、頂上付近にある足跡のような形の穴。この穴をそれぞれ、仏陀、シヴァ神、聖トマス、人類の始祖アダムの足跡に見立てているのだとか。

 参拝登山のハイシーズンは12月から3月にかけて。この時期は、山頂の寺院に続く参道に食堂や茶店がオープンし、深夜も灯りがともされる。

 7キロにおよぶ参道の大部分は、巡礼者用に階段が整備されている。山頂付近は勾配が激しく、手すりにつかまらなければ登れないほどだが、満月の日はご来光を眺めようとする人で大混雑。真夜中の登山道が渋滞になることも。

 宗教を超えて人々に親しまれるこの山。スリランカの人は願い事があると、ここをめざすという。

文=芹澤和美

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