2018/10/26 12:00

台湾B級グルメもお土産もお任せあれ 台北駅地下エリアを徹底解剖!

 巨大な台北駅。地上6階、地下4階の建物は鉄道、新幹線、地下鉄、高速バス、さらには昨年より桃園空港行きのMRTの駅も開業し、台湾交通の主要アクセスポイントとして毎日多くの人が利用しています。


台北駅外観。

 1階は鉄道のチケット売り場とショッピングゾーン、2階が飲食ゾーン、地下が各交通機関の乗り場となっており、その周りには「台北駅地下街」と呼ばれるさらなるショッピングゾーンが広がっています。


台北駅地下。迷子になりやすいことでも有名。

 増設に増設を重ねた地下街は近年大分整備されましたが、看板があってもわかりづらく、迷子になりやすいことでも有名。

 ただ、ポイントを押さえればショッピングに移動にと、かなり便利な場所です。今回は押さえておきたい台北駅地下街のポイントをお伝えいたします!


台北駅と周辺のマップ。台北駅の上下と北に向かう方向に地下街がある。

 こちらが台北駅と地下街のマップ。台北駅をはさむように地下街が存在しますが、「Y区」「K区」「Z区」という3つのエリアに分かれています。

 また、MRT台北駅(淡水信義線と板南線)からはM1&M2、M3~M8という出口にアクセスが可能。この付近も実はおすすめのショッピングエリアです。

MRT台北駅のM3~M7出口周辺は
手軽に欲しいものが手に入るスポット

 MRT台北駅の出入り口はM1&M2が「市民大道」、M3~M7が「忠孝西路」という大きな道路に出られるようになっています。

 特にM6は駅の真向かいにある「凱撒大飯店(シーザーパークホテル)」と繋がっているので、もし、迷ってしまったら、こちらを目印に一度地上に出てみるのもおすすめです。



左:MRT台北駅「忠孝西路」側。改札を出て左手のエスカレーターで上ると、M3~M7出口周辺のショッピングゾーンへ到着する。
右:右手はM6出口への階段。左手は「シーザーパークホテル」地下のレストラン街。日系の店が多い。

 このホテルの地下には日本のレストランをはじめとする飲食店や、台湾の人気石鹸ブランド「阿原」、1階には生姜コスメの「薑心比心」、台湾茶器ブランド「Eilong宜龍」などが入店しているので、穴場のお土産スポットになります。

「忠孝西路」側のMRTの改札を出てから階段を上り、台北駅の高鉄(新幹線)や台鉄(在来線)の改札がある方面へいく途中も便利な買い物スポットで、台湾2大ドラックストアの「ワトソンズ」「コスメド」のほか、「誠品書店」「スターバックス」に「セブンイレブン」、ドリンクスタンドの「50嵐」、飲食スペースを設けた小さなフードコートまでが揃います。



左:MRT台北駅のM3~M7出口周辺の地下道。
右:地下鉄改札方面から中央の台北駅へ向かう地下道。手前はドラッグストアの「コスメド」。

 フードコートには台湾B級グルメ的な食事と豆花などのスイーツも扱う「小南門」、魯肉飯の人気チェーン「鬍鬚張魯肉飯」、さらには手土産を買える店もあるので、この小さな一角だけでお腹を満たし、ある程度のお土産を揃えることができます。

 時間のない時などはコンパクトに欲しいものが入手できるこの辺りがおすすめ。



左:「コスメド」向かいのフードコート。台湾系ファーストフードが食べられる。
右:フードコートの内部。

質のいい台湾商品を購入するなら
お洒落なショップが並ぶ「K区」へ

 続いて紹介するのが地下街「K区」。こちらは台湾の大手書店を経営する誠品グループが運営するエリア。

 黒を基調としたシックな通路で、ほかの通路とは雰囲気が一転。このお洒落感が「K区」の特徴でもあります。



左:「K区」の地下街。モダンで落ち着いた雰囲気が特徴。
右:「誠品書店」入口。

 テナントは「誠品書店」はもちろん、雑貨を集めた「誠品文具館」、飲食店はチェーン系が多いですが、綺麗で比較的いつも混雑していることはなく、入りやすい雰囲気。

 現在「布萊恩紅茶」と「樺達奶茶」というドリンクスタンドも出店しているのですが、どちらも台南発祥、高雄発祥と地方発の人気ドリンクスタンド。茶葉のおいしさに定評のある店ですので通りがかったら試す価値あり。


高雄発祥の「樺達奶茶」ではプーアール茶を使用したアレンジティーが楽しめる。

「K区」中央で開催されているポップアップショップ。

 また、エリアの中央空間ではいつもポップアップショップを開催しており、コスメや雑貨など品質のいいMIT(メイドイン台湾)商品が手に入るので、立ち寄ってみるととっておきに出会えるかもしれません。


チョコレートやパイナップルケーキなどのお土産ショップ。

コインロッカーの場所と
タクシー乗り場もチェックを!

 覚えておくと便利なのがコインロッカーとタクシー乗り場。

 ロッカーも至る所にありますが、先にも述べた通り、この広い地下街、迷いやすいのが特徴なので、なるべくわかりやすい場所にあるロッカーをお使いいただくことを推奨します。

 おすすめなのが「中山地下街」と「Y区」へ向かう入口にあるコインロッカー群。この入口をくぐるとすぐにMRT出入り口のM1とM2があるのでそれを目印にしてもいいでしょう。



左:「市民大道」方面のM1&M2出口や地下鉄の改札、「中山地下街」へ向かう階段の手前にあるコインロッカーエリア。
右:コインロッカー近くにはこの不思議なオブジェも。写真を撮る観光客が多い。

 ちなみに、「中山地下街」は台北駅とMRT中山駅、さらにはその一つ先の雙連駅とを結ぶ地下街。ここを通ると地上に出ることなく、2つ先の駅まで歩いて行けてしまいます。


「中山地下街」入口。

 タクシー乗り場はコインロッカーのちょうど反対側。ロッカーの反対方向へ進むと、「西区停車場」にタクシー乗り場があり、ここからタクシー移動が可能です。MRT空港線からも近いので覚えておくと非常に便利です。



左:タクシー乗り場がある「西区停車場」入口。「計程車」はタクシーのこと。
右:外に出ずにそのまま地上まで行ける便利な地下タクシー乗り場。

台湾らしい掘り出し物を探すなら
カオス感たっぷりの「Y区」へ!

 先ほどのコインロッカー群の近くにあるM1出口。同じ場所には地下街「Y区」への入口もあります。階段を降りてたどり着くのはどこか懐かしい雰囲気の漂う地下街。



左:M1出口からは「Y区地下街」へ行くこともできる。
右:左側は格安シューズが人気の「MIKI」。右手はチャイナドレスが揃う「姉妹の店」。

パワーストーンやストラップの店も多い。

 このY区は地上への出入り口Y1~Y28があり、地下街を真っすぐ進むとMRT松山新店線の北門駅まで行くことができます。

 Y1、Y3、Y5の出入り口からは高速バスが発着するバスステーションの「臺北轉運站」、Y14、Y16、Y18、Y20の出入り口からはMRT空港線へ通じています。

 さて、ここに入っているショップは台北駅側から「服飾」→「雑貨」→「ゲーム、フィギュア」→「飲食」というように、区域によって販売しているものが変化していきます。

 服飾、雑貨は格安のものが多く、チャイナドレスやパワーストーン、ばらまき土産によさそうなリーズナブルな中華結びのストラップなどの店も多いので、実は台湾らしいお土産物が揃うエリアです。



左:中央付近のゲームショップが続くエリア。
右:MRT北門駅付近はインドネシア系の食堂などもあり多国籍な雰囲気。

 また、インドネシアやマレーシア系のショップや飲食店も多く、台湾以外の文化に触れることもできるという一石二鳥(?)的な場所。ディープな台湾らしさを求める人や、掘り出し物を探すのが好きな人には、ぜひともおすすめしたいエリアです!

 台北駅地下街をマスターすると利便性もアップする上に、かなりな台湾通に! 次回、後編では台北駅構内についてご紹介します!


矢作 晃之(やはぎ てるゆき)

埼玉県出身。最近は会う方から「日本語上手ですね」と言われますが100%日本人です。日本での台湾関連旅行会社勤務を経て中国語の勉強の為に30代で中国語レベルゼロからの留学を決意。その後、初めてコーディネーターという仕事に巡り合い、台湾で会社を立ち上げおかげさまで10年を超えました。
現在はTVロケや雑誌取材のコーディネーターとして日々たくさんの方に新しい台湾を一生懸命探しながら紹介いたしております。CREA WEB読者の皆さんに喜ばれる、使える、役に立つ情報を発信させていただこうと思っておりますのでどうぞ宜しくお願いいたします!!

文・撮影=矢作晃之

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