2018/11/08 07:00

修道院の伝統レシピで再現した 本物のシチリア菓子に夢心地

伝統菓子のルーツは修道院
あのカンノーリも……!

 カンノーリ、カッサータ・シチリアーナ、フルッタ・マルトラーナ……。シチリアに伝わる伝統菓子。

 昨今、日本にもシチリア菓子専門店が登場し、またシチリア料理専門店やイタリア展などの催事でもお目にかかる機会が増えてきたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?


左:シチリア伝統菓子の代表のようになっている「カンノーリ」(イタリア語では単数形Cannoloカンノーロ、2個以上でCannoliカンノーリとなる)は、バディア・ヌオヴァ修道院の謝肉祭の伝統菓子。
右:知られざるパレルモ伝統菓子「フェッダ・デル・カンチェッリエレ」は、カンチェッリエレ修道院発。

サンタ・テレーザ修道院の「カッサータ・フレッダ」(カッサータ・シチリアーナ)。果物の砂糖漬けを飾ったスタイルは、19世紀末のパレルモ人菓子職人によるもの。奥は、「ミンネ・ディ・ヴィルジ二」(処女の乳房の意味)でヴェルジニ修道院の得意菓子。なお、島西部の美しい村サンブーカ・ディ・シチリアでは、1725年にヴィルジニア・カサーレ修道女による発案とされている。

アーモンド・パウダーで作る「フルッタ・マルトラーナ」。サンタ・カテリーナ教会向かいにあるマルトラーナ教会併設の修道院が発祥の「万霊節・死者の日(11月2日)」のお菓子。シチリア王や枢機卿の訪問があった時、落葉した木々を飾るために発明されたと言われている。

 羊のリコッタ・クリームをベースに、アーモンドや柑橘類の砂糖漬けなど、シチリア島の名産品をたっぷり使った甘くロマンチックな伝統菓子。ときに脳に響くほどの甘さに驚かされ、グロテスクなほど華美なデコレーションに圧倒される。

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