2018/11/06 07:00

お洒落ラウンジと快適な機内が魅力 イベリア航空でマドリードへ!

空港建築もユニフォームも
スペインデザインのフォルムが秀逸


尾翼にペイントされたコーポレートカラーの鮮やかな赤が印象的。日本へはA330-200が飛んでいる。(C)イベリア航空

 日本からスペインへの唯一の直行便をもつイベリア航空。2018年10月からは増便となり、成田とマドリードを週5便で繋ぐ。スペインから、欧州、米州、アフリカ、中東、アジアを含む世界47カ国130都市へと飛んでいる大手航空会社だ。

 アメリカのFlightStatsの調査では、2016年、2017年連続で定時到着率世界1位となった。

 JALと同じワンワールドアライアンスに加盟しているので、JALのマイルでイベリア航空の特典航空券と交換することもできる。

 また、イベリア航空は、JAL、フィンエアー、ブリティッシュ・エアウェイズの共同事業パートナーだ。日本とスペイン間のみならず、4社のフライトネットワークを利用して、スペインを経由した欧州、南米、アフリカ路線へ繋ぐことも可能だ。

 日本からのフライトは、JALとのコードシェア便となっている。

 スペインはファッションや建築のデザインで世界的に知られる国。イベリア航空のユニフォームも、創業以来常に機能的でスタイリッシュなデザインとなっている。


「アドルフォ・ドミンゲス」とコラボレーションしたキャビンアテンダント用ユニフォーム。シックな紺に赤のロゴが映えている。女性の襟のラインがエレガントだ。(C)イベリア航空

1968~72年のユニフォームは、スペインのファッションブランド「ペルテガス」とラボーショナした鮮やかなロイヤルローズ色。冬にはブーツも選ぶことができるという画期的なデザインだ。(C)イベリア航空

 それもそのはず、デザインはスペインを代表するファッションブランドのひとつ、「アドルフォ・ドミンゲス」とのコラボレーションなのだ。

 2005年から採用されているデザインは近々リニューアルされる。次はどんなデザインとなるか、楽しみに待ちたい。


マドリード・バラハス空港は、どこから見ても曲線が美しい。

 マドリード・バラハス空港の建築デザインも秀逸だ。曲線を多用した優美な建築フォルムは、世界で最も美しい空港のひとつと称されるほど。

 パリのポンピドゥー・センターなどを手がけた建築家リチャード・ロジャースによるデザインで、2006年の開港時には王立英国建築家協会のスターリング賞を受賞している。


出発ロビー。外光が差し込んで波打つ天井と黄色の支柱を際立たせている。

チェックインカウンターのデザインも遊び心満載だ。

 昼間は波打つような天井にある明かり取りの窓から外光が差し込み、見とれてしまうほどに美しい。天井の建材として使われているのは、なんと竹! チェックインカウンターも凝っている。


2017年にオープンしたイベリア航空のビジネスクラスラウンジ。淡いグレーにコーポレートカラーの赤の差し色が利いている。

 そして、イベリア航空のビジネスクラスラウンジは、2017年11月にリニューアルオープンしたばかり。

 グレーをベースにコーポレートカラーの鮮やかな赤が効果的に使われたインテリアデザインは、眺めているだけでも楽しい。


アルコール類はラウンジのいちばん奥。常時8種類ほどのワインと各種ドリンクが揃っている。ワインが空くと別種類のものを進めてくれるので飲み過ぎ注意だ。取材時には流ちょうな日本語を話すバースタッフがワインの説明をしてくれた。

赤い尾翼を眺めながら本場スペインのオムレツを。

 滑走路を行き交う飛行機を眺めながら、本場のスペインオムレツにスペイン産ワインを合わせたら、美味しすぎて搭乗開始時間に遅れないよう、ご注意あれ!


キッズルームのイスはHOLA(こんにちは)の文字になっている。

快適な長時間フライトを約束する
2メートルのフルフラットシート!


ビジネスクラスは、全席通路へのアクセスが可能なスタッガード式の19席。

 ヨーロッパ行きのフライトの中で、日本からもっとも長時間の直行便がイベリア航空のマドリード便だ。往路は約14時間15分、復路は13時間45分というロングフライト。

 イベリア航空のビジネスクラス「ビジネス・プラス」は、長い時間を快適に過ごすために工夫された空間となっている。

 互い違いに配置されたスタッガード式のシートは19席。進行方向左の窓側から2-2-1という並びで、すべてのシートから通路にアクセスできるようになっている。


ラウンジと同様、ベースカラーはシックなグレーで、毛布やアメニティポーチなどの赤が差し色として利いていて、キャビン全体が華やかになっている。

就寝時にはフルフラットになるシートの長さは2メートル。のびのびと休むことができる。

 フルフラットにすると長さ2メートルになる快適シートは、長時間のフライトでゆっくりと休むことができ、快適なフライトを約束してくれるシートだ。


笑顔でサーブしてくださるCAさんの赤いネクタイがイベリア航空らしさを演出している。

 シートには、食事のときに使う収納式テーブルのほかに、飲み物やちょっとした物を置くことができるカクテルテーブル、ワインラックなどが備わっている。

 手元を照らすことができるパーソナルリーティングライトや、ノイズキャンセリング付きヘッドフォン、日本の電気製品もそのまま差し込める電源アダプター、Appleコネクタ、USBジャック、機内通話用電話もあり、地上と変わりないほど快適だ。


15.4インチの大型スクリーンは映りも色鮮やかで、食事中でもフライトマップや映画の続きを見やすい。映画は67本のうち、32本が日本語字幕つきだ。

 エンターテイメントは、15.4インチのスクリーンで楽しむことができる。手元のタッチスクリーン付きコントローラーで操作できる映画の数は67本。そのうち32本には日本語字幕つきだ。


ロゴ入りの真っ赤なアメニティポーチに入っているコスメはロクシタン。クレンジングシート、フェイシャルクリーム、ハンドクリーム、リップクリームだ。ほかに、歯ブラシ、歯磨き粉、クシ、靴ベラ、アイマスク、イヤウイスパー、ソックス、脱いだ靴などを入れることができる収納袋が入っている。髪を束ねるためのゴムが入っているのも髪が長い女性には嬉しい心遣いだ。

ビジネスクラスの2回目の食事。たっぷりのフルーツと温かいオムレツで寝起きもスッキリ!

 機内食も旅のたのしみのひとつ。スペインは、近年、ガストロノミーが話題になっている美食の国なので、食へのこだわりは機内食にも現れている。

 フライトの30日前から48時間前までの間なら、スペイン発便に限り、有料で7種類のメニューから選ぶことができる。グリル、ハンバーガー、地中海、グルメ、イタリアン、クラシック、オリエンタルの7種類だ。

 もちろん、搭乗後となると選択肢が限られるが、味とクオリティは事前予約と変わらない。スペイン最高峰のワインも食事の味を引き立ててくれる。


2回の食事の間には、フルーツやカップラーメン、スナック類、ドリンク類を自由にいただくことができる。アルコール類はCAさんが持ってきてくれる。

 エコノミークラスのシートは座席内幅46センチ。ヘッドレストは身長に合わせて動かすことができる。

 エコノミークラスにも全席電源アダプターがついているのはイベリア航空の特徴のひとつ。AppleコネクタやUSBステーションもあるので、タブレットに、観たい映画や聴きたい音楽を入れておけば、長時間のフライトも退屈することはない。


エコノミークラスのシート。シートのフォルムはもちろん、可動式のヘッドレストの白いカバーに角度を付けてあるなど、こちらも細部にまでこだわったデザインだ。(C)イベリア航空

 機内食は、ビジネスクラスとは内容が変わるものの、こちらも7種類の有料メニューを事前に予約することができる。ベジタリアン食、低塩分食、糖尿病食、乳幼児食、各種宗教徒食など、幅広い特別食にも対応可能だ。

 2回の機内食の間には、各種飲み物のほかに、おにぎりやサンドイッチなども用意されている。


エコノミークラスの機内食も充実している。取材時の牛肉のメインディッシュには。日本発便ならではの白いご飯が添えられていた。

イベリア航空

http://www.iberia.com/


たかせ藍沙 (たかせ あいしゃ)

トラベル&スパジャーナリスト。渡航約150回・70カ国、海外スパ取材約250軒超、ダイビング歴約800本超。日々楽しい旅の提案を発信中。著書は『美食と雑貨と美肌の王国 魅惑のモロッコ』(ダイヤモンド社)、薔薇でキレイになるためのMOOK『LOVE! ROSE』(宝島社)など。楽園写真家・三好和義氏と共著の『死ぬまでに絶対行きたい世界の楽園リゾート』(PHP研究所)は台湾と中国で翻訳出版、第2弾『地球の奇跡、大自然の宝石に逢いに… 青の楽園へ』(PHP研究所)も中国で出版された。新刊『ファーストクラスで世界一周』(ブックマン社)好評発売中!
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文・撮影=たかせ藍沙

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