2018/11/17 20:00

温度計があれば揚げ物も怖くない! 濃厚な甘味の揚げ人参サラダ

 穀物や野菜を中心とした食事法、マクロビオティック。この連載では旬の食材を使った簡単マクロビレシピを紹介します。オールベジとは思えないしっかりしたおいしさと食べごたえは、週末のブランチや友人の集まるパーティレシピにもぴったり。ストイックになりすぎない「ゆるマクロビ」をはじめましょう。


◆「人参」のマクロビレシピ

フライドキャロットサラダ


 今回から4回にわたって冬の定番、体を温める食材根菜類を使って揚げ物の基本を学びます。

 揚げ物全般に言えることは適温の見極めが難しいということです。菜箸の先から出る泡の量や衣や塩を落とすことで判断することもできますが、初心者であればまずは温度計(調理用の耐熱のもの)や温度管理のできるコンロの機能を使って慣れるようにしてください。

 初回は素揚げした人参と梅酢を組み合わせたサラダのレシピをご紹介します。ビビッドなオレンジが目にも美味しく、お箸が進みます。

「人参」はマクロビ的には体を温める陽性に分類されます。また免疫力を高め、粘膜を丈夫にするβカロテンは野菜の中でもトップクラス。βカロテンは油と合わせると吸収率が高まるので、オイルとビネガーを合わせ、生のままサラダで食べるのもおすすめです。

「フライドキャロットサラダ」の
レシピ

材料

・人参:中くらいのサイズ2本
・揚げ油:適量(使用する鍋に対し深さ1cm程度が目安)
※太白ごま油だとくせがなく、オリーブオイルや菜種油にするとそれぞれの風味が楽しめる
・梅酢:大さじ2
・黒胡椒:適宜
・お好みでメープルシロップ:小さじ1~2

作り方

(1) 人参は7~8mmの輪切りにする(太い部分は半月切りにしてもよい)。


深さのある鉄製や銅製の鍋に油を1cm位入れて加熱し、中温(170度前後)になったら人参を入れる。

油に入れる材料の量は、鍋の面積の半分くらいまで。それ以上入れると油の温度が急低下して上手に揚がらないので、全部入らない場合は何回かに分けて揚げる。揚げ始めは材料からの水分が出るので大きい泡が勢い良く出て、ぱちぱちと音も大きくなる。
※下茹でしたイモ類やかぼちゃなどの素揚げも同様に少ない油で調理可能。

(2) 途中上下を返して、油の泡が小さくなり音が弱くなったら、引き上げて油切りする。時間にして大体2分程度。


このぐらい油の泡が小さくなったら引き上げるサイン。

網などに広げて油を切る。

(3) ボウルに梅酢とメープルシロップ少々を加えて混ぜ、温かいうちに人参とあえて味を馴染ませる。

(4) 器に盛り黒胡椒をふる。仕上げにディルやイタリアンパセリなどお好みのハーブをちらしてもよい。冷やしてからいただいても美味しい。

ワンポイント

根菜類の素揚げは低温でじっくり揚げて火を通すことが多いが、今回は人参の歯ざわりを少し残したいので中温で短時間で揚げる。


中村恭子 (なかむら きょうこ)

地産地消料理研究家/健康管理士/クシマクロビオティックス・コンシェルジュ/一般社団法人蓼科塾代表
2011年東京都より長野県茅野市に移住。移住先である乗馬ファーム併設のペンション跡地で利用者専用オールベジの焼き菓子を提供するカフェ(Cafe楢Oak)をオープン。2015年信州の魅力を県外に発信する一般社団法人蓼科塾を設立し地産地消に根ざした食のイベントの企画運営、蓼科山に住むという「休む」神様「ビジンサマ」シリーズのレシピ開発や商品開発等を手がける。
ブログ(毎週水曜日更新) http://www.cafe-oak.net
※カフェの営業はゴールデンウィーク・夏季シーズンのみ
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撮影/秋元良平 http://ryohei-akimoto.jp | Facebook

文=中村恭子
撮影=秋元良平

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