2018/12/03 07:00

爪も指先も手肌も美しく! ネイルケアの意識を変えたukaの名品

実は長い歴史があった
uka誕生までのストーリー

vol.51_uka


A~D:香りを楽しみながら爪と爪まわりをしっかり保湿。ネイルオイル(A basic、B 7:15、C 13:00、D 24:45)各5mL 2,800円~。
E~G:ベースコートとしてはもちろん、重ねるほどに自分の肌色を引き出して手元全体を美しく。爪が弱い人にもおすすめ。カラーベースコート ゼロ(E 3/0、F 2/0、G 1/0)各10mL 2,000円。
H~J:どんな肌色にも美しく映える季穂さん渾身の赤ネイル! レッドスタディ ワン(H 5/1、I 2/1、J 1/1)各10mL 2,200円/全てuka Tokyo head office

 ヘア、ネイル、エステティック、ヘッドスパなど、キレイになるためのトータルビューティーサロンを展開するuka。オシャレな空間でプロの手にすべてを委ねる幸せ。多忙な女性にとっては時短になるし、ワークショップやコスメも評判で今やキレイの発信地と言える存在だ。その代表であり、トップネイリストの渡邉季穂さんをお迎えしてukaの美の世界をブラ魂!

「ukaとしては9年目ですが、1946年に私の祖父が神奈川県厚木市で理容室をオープンしたのが始まり。その後、父が受け継ぎ、76年に理容と美容を融合させたユニセックスサロン『EXCEL』をスタート。ukaの原点はここにあります」

 季穂さんのお父さんは理容業界に貢献した有名な方。「本物の技術とサービス、気配りを大切にしてきた人で、その父の娘としてサロンを手伝いたいと思って」。ネイリストの道を選んだのは、「小さい頃から美容師さんの手が荒れているのを見ていて、私自身も爪を嚙むし指先をいじる癖があって。あるときネイルサロンでケアしてもらい、甘皮やささくれが見事に取り除かれた仕上がりに背筋がゾクッとするほど感動して、ネイリストになろうと。『ケアが大切』と思ったのもこのときから」

 L.Aでトータルビューティーサロンに出合い、その後97年、EXCEL青山店のオープンとともにネイリストとして始動。エステやヘッドスパメニューもスタートさせ、注目を集めるように。そして、2009年、「uka」へブランド名を変更。「ukaとは、さなぎが蝶になる羽化のこと。蝶たちが花から花へと受粉の手伝いをするように、世の中にキレイを広めていく存在になれたら。そんな願いが込められています」。ロゴの上にある蝶々のマークは「EXCEL BEAUTE」の頭文字のEとBからデザインされたそうで家紋のように思えてくる。現在、直営店、コラボ店など14店舗を展開。ますます拡大の勢いだ。

ケアの大切さを形にした
唯一無二のプロダクト

「手は生きるための道具だから手入れをしないとボロボロになる。お風呂に入れてオイルをつけて磨いてあげないと」。季穂さんの話を聞いていると、ケアの大切さに気づかされる。物作りにも深いこだわりがあって一品一品突き詰めてまったく新しいものを作ってしまう。09年、最初に登場したネイルオイルはまさにそう。

「当時はネイルオイルを塗っている人が少なくて。刷毛で塗るタイプが主流だったこともあり、お客様からは『使いにくい』とか『倒れるとこぼれる』、『持ち歩くのが面倒』、『いつ塗っていいのか分からない』といった声が出てきて、そんな塗らない理由に応えるオイルを作ろうと」。ボトルの形状からして大きく変わった。ロールオン式の一体型ボトルは手にすっぽり収まるコンパクトさ。コロコロと転がすだけで適量を塗ることができるし、倒れてもこぼれない。オイルは5種類あり、“塗りたくなる”仕掛けが。

「塗るタイミングを“時間”で表示し、使用するシーンに合わせてエッセンシャルオイルを配合してフレグランスとしても楽しめるように。指先から香りが消えたときが次に塗る合図」。たとえば、一番人気の「24:45」は就寝前を考えてラベンダーにバニラ、オレンジを加えた甘く柔らかな香りでゆったりリラックスできるように。オイルの質感もしっかり保湿のリッチブレンドにしてある徹底ぶり。お気に入りの香りでケアするもよし、何本か揃えて使い分けるのも楽しい。このオイルの登場でネイルケアの意識が高まったのは確か。海外のメディアからも「ネイルオイルを塗る習慣を作った」と注目され、ukaを代表するアイテムに。

 吉田のお気に入りはカラーベースコート ゼロ。塗るだけでツルピカに仕上がって爪自体も丈夫になるし、シアーな色が絶妙!

「爪は爪として美しいよりも手肌の一部として美しくあるべき。手肌を美しく見せることにこだわって作ったカラーベースコートです。一度塗りならベースコートとして、4度重ねると磨き上げたような発色に。ムラにならず、速乾性が高いので何種類か重ねたり、手持ちのネイルに重ねてニュアンスを変えることも。私もこれを使ってからセルフネイルの人になりました(笑)」

 ukaのネイルケアものって楽しく使えてキレイになれてパッケージもオシャレでお守りみたいな存在。「お客様の声を大切に、ニッチで面白いukaらしい商品を作っていきたいと思っています」

uka初のマニキュアは
心揺さぶる6色の「赤」

 そして遂に「色」の領域へ。今年8月、赤いマニキュアが誕生。「赤をつけると気持ちが上がったり、強くなれたり、不思議なパワーを持つ色。女性なら1本は持っていたい色。ukaのサロンでも赤は人気で、ちょっとした違いで印象が大きく変わるからこだわりを持つお客様が多いんですね。たくさんのお客様と一緒に赤を選んできた中で辿り着いた、女性を最高に輝かせる6色の赤を作りました」。赤ってこんなに表情があるんだって思うはず。直感で選ぶもよし、なりたい自分のイメージで選ぶもよし。赤ネイルが身近になった感じ。ukaの分数的色番では1本は持ちたい色だから“イチブンノ”になるけど、“ニブンノ”も出る?

「ハイ、来年はuka10周年なのでさらに気合いが入っています。いろいろなプロダクトが出る予定なのでお楽しみに!」

●セルフケアを学べるワークショップも

今年リニューアルしたuka store omotesandoはukaを体感するオンリーショップのストア。毎週日曜日は「ビューティフルサンデー」と題しワークショップを開催。ukaのサロンスタッフによるプロダクトを使ったビューティ―レッスンをはじめ、スペシャル講師の刺繡教室やスイーツ講座などが学べる。詳細は公式インスタグラムで。


uka store omotesando

所在地 東京都渋谷区神宮前4-21-10 URA表参道1F
電話番号 03-5413-4445
営業時間 12:00~20:00、11:00~ 日・祝日 19:00
定休日 火曜
https://www.uka.co.jp/store/omotesando/

●教えてくれたのは……
渡邉季穂さん

uka代表/トップネイリスト。サロン経営のほか、サロンワークや媒体での創作、後進の育成のためのセミナー講師としても活動。独自のネイル技術の普及に努める傍ら、ブランドの立ち上げから製品開発までディレクションを手掛ける。


吉田昌佐美(よしだ まさみ)

1979年より第一線で活躍する美容ジャーナリスト。新旧の名品やブランドの歴史を熟知。情熱的な鋭い取材と確かな分析力に基づく最新技術の分かりやすい解説は、国内外のブランドの開発者からの信頼も厚い。インスタグラム「masami_cosme」

文=吉田昌佐美
撮影=吉田健一

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