2019/01/05 18:00

紺碧に輝くフィリピンの海に浮かぶ 水上コテージで肩の力を抜いた休日を

#164 Apulit Island
アプリット島(フィリピン)


“フィリピン最後のフロンティア”と呼ばれるノーザンパラワンのアプリット島。

 水上コテージ先進国といえば、やはりモルディブやタヒチ。モルディブは多種多様なタイプが揃い、一方のタヒチはポリネシアの伝統様式を守っているのが特徴です。

 では、アジアにも水上コテージはある?

 もちろんアジアにもあり、ネイチャー系か、大型デラックス系に大きく分かれる傾向があるようです。そしてリーズナブルなところが多いのも特徴でしょう。


白い十字架が南側の丘の上に立ち、リゾートを見守っています。

 今回ご紹介するフィリピンのアプリット島は、50室すべてが水上コテージ。ネイチャー系ながら、ほどよくモダンな快適仕様。

 水上コテージは、どうも一生モノの体験というイメージから力んでしまいがちですが、美しい島の自然を楽しみながら肩の力を抜いて過ごすことができます。


両側にアウトリガーがついた伝統的なスタイルの船でリゾートへと向かいます。

 この島が位置するのは、“フィリピン最後のフロンティア”と呼ばれるパラワン島北部(ノーザンパラワン)、スールー海に浮かんでいます。

 18ヘクタールの島に、「アプリット アイランド」というリゾート1軒があるのみ。

 かつて「クラブノア・イザベル」というリゾート島でしたが、エルニドリゾーツに加わり、2017年12月に全面リニューアル。

 ただ、“エルニド”としながらも、同系のミニロックやラゲンとは島を挟んで反対側になります。


到着すると、おしぼりとパンダナスの葉で編んだネックレスのプレゼントが。

 アプリット アイランドは島の南部、背後に崖が迫る入り江にリゾートを展開。

 桟橋に船が着くと、大勢のスタッフが「パラワンマーチ」というウェルカムソングで迎えてくれます。伴奏はギターとタンバリンのみでも一生懸命に歌う姿には、心づくしのもてなしを感じます。

2タイプの水上コテージを比較!


2面の壁に加え、ベッド背面の両脇にも窓が。室内は明るい印象。

 桟橋を挟んで、ウォーターコテージとロフトウォーターコテージの2タイプの水上コテージがあります。


ウォーターコテージのテラス。残念ながら、海に直接降りることはできません。

 レストランやメインプールに近いウォーターコテージはヤシの葉葺き屋根の高床式で、2名までのカップル仕様。

 白とウッドをベースにし、シンプルながら品のあるデザイン。2面の壁には大きな窓、ベッドの両脇にも細長い小窓があり、日差しがたっぷり差し込みます。


メインエリアにあるウォーターコテージ。

 バスタブはないものの、Wi-Fiはストレスなし。機能面で申し分はありません。


桟橋の先に新設された、2階建てのロフトウォーターコテージ。

 一方、ロフトウォーターコテージは桟橋を境にメインのパブリックエリアから区切られ、静かな環境。

 こちらは客室名にあるとおり、広々としたロフト付きです。1階にリビングとテラス、2階にベッドルームの造りで、テラスからは直接海へ降りることもできます。


ロフトウォーターコテージのテラスからは海へ降りることができます。メインエリアから離れているので、人工物が見えず、大海原が広がります。

2階のベッドルーム。1階のリビングにはソファベッドもあり、4名まで宿泊できます。

 4名まで収容でき、ロマンティックすぎないのでグループやファミリーで水上コテージ滞在を体験するのもアリ。

 隔絶された場所なので、多少音を立てても大丈夫そうです。

ロープを伝って断崖を降りる
「ラペリング」に挑戦!


海抜60メートルの石灰岩の断崖を降りるラペリング。

 アプリット アイランドはほとんどのアクティビティが無料で楽しめ、アドベンチャーなメニューが充実しています。

 なかでも高さ60メートルの断崖をロープで降りるラペリング(懸垂下降)は、人気のアクティビティ。ちょうどレスキュー隊員がビルの壁を、ロープを伝って降りる塩梅で、岩壁をぴょんぴょんとジャンプしながら降ります。


挑戦する前にインストラクターからレクチャーがあります。

「丘の上から見るスールー海も素晴らしいですよ」のスタッフの言葉に、すっかりその気になり、予約を入れることに。

 けれど翌朝、そそり立つ断崖と、他の男性参加者の屈強ぶりを目にして、怖気づいて断念。でも、この日は男性ばかりでしたが、女性の参加者もいるとか。

 いつの日か、丘の上から見渡すかぎりのスールー海、眺めたいものです。


ボートで渡る、プライベート感たっぷりのイスラブランカ。

 ヘッドライトを装着しての洞窟探検や、背後の山でのトレッキングなど、体力系のアクティビティがある一方、プライベートアイランドのイスラブランカでレイドバックすることもできます。


ディナーをビーチにセッティングしてもらうこともできます(有料)。

 スノーケリングやスタンドアップパドルボードはいつでも好きな時に体験OK。

 予算を気にすることなく思い切り楽しめるのだから、カップルならずとも、二度三度と訪れたくなる水上コテージの島です。


レストランやバーなど施設はそれほど多くはないものの、雰囲気は上々。

アプリット島

●アクセス エルニド・リオ空港から陸路約90分でタイタイ村へ。そこから船に乗り継ぎ45~75分(海況で異なる)
●おすすめステイ先 アプリット アイランド
https://www.elnidoresorts.com/ja/apulit-island/


【日本での問い合わせ先】
エル パラダイス

電話番号 03-5304-5814


古関千恵子 (こせき ちえこ)

リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること1/4世紀あまり。世界各国のビーチを紹介する「世界のビーチガイド」で、日々ニュースを発信中。
「世界のビーチガイド」 http://www.world-beach-guide.com/

文・撮影=古関千恵子

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