2019/02/12 17:00

レアル・マドリード本拠地のピッチを 眺めながら食事ができる絶景カフェへ

3週間前には予約すべし!
サッカーの聖地で楽しい食事を


サッカー専用スタジアムのエスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウ。試合がない日でも大型観光バスが次々とやってくる。

 マドリードと聞いて、レアル・マドリードを思い浮かべる人はサッカーファンだけではないはず。マドリードをベースとするプロサッカーチームだ。スペイン国内のプロサッカーリーグ、リーガ・エスパニョーラに加盟している。

 日本でCMなどに多数出演しているクリスティアーノ・ロナウドも、かつてこのチームで活躍していた。

 そのレアル・マドリードの本拠地が、ここ、エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウだ。収容人数81,044人で、ショップ、レストラン、ミュージアムなどを併設している。4つのレストランのうちのひとつ、「レアル・カフェ・ベルナベウ」に行ってみた。

「レアル・カフェ・ベルナベウ」には、1階のバーに150席、2階のレストランに272席がある。このレストランの人気の理由は、2階のレストランの窓からスタジアムのスタンドとピッチを見晴らせる絶景を眺めながら食事できること。


「レアル・カフェ・ベルナベウ」は少なくとも3週間前には予約するべし。

 試合がない日でも常に予約で満席という人気ぶりなので、ここで食事したい場合は、少なくとも3週間前には予約を済ませたい。


窓側の席ではガラス越しにピッチを見渡すことができる。

ピッチでは、試合で痛んだ芝の生育を促すために人口灯が照射されている。

上から見ると座席の傾斜がよくわかる。清掃員の方たちがゴミを拾っていた。

 ピッチがよく見える窓側を指定したいなら、さらに早く予約する必要がある。ちなみに、試合日の予約を取るのはかなり難しいとのことだった。


コロッケとポテトフライ。これなら試合を見ながらでも食べやすい。

生春巻も、スペインガストロノミー風に美しく並べられている。

 メニューは、サラダやコロッケ、ミニハンバーグなどのオーソドックスなものや、生春巻などのアジア料理など、バラエティに富んでいる。試合を見ながらつまめるようなメニューも多い。


「レアル・カフェ・ベルナベウ」の階下にあるスポーツバー。ピッチを見ることはできないが、大型モニターがある。

 スタジアム内の見学ツアーもある。最上階からスタジアム全体を眺めたり、ピッチ周辺を歩いたり、ベンチやロッカールーム、記者会見場、ミュージアムなどをガイド付きで見学することができる。

Real Café Bernabéu
(レアル・カフェ・ベルナベウ)

所在地 Av. de Concha Espina 1, 28036 Madrid
https://www.realmadrid.com/ja/

劇場がまるごとレストランに!
それとも、レストランが劇場に?


「プラテア」はビルの入口も華やか。昼間は野菜や果物を販売するショップもオープンする。

 2014年に、映画館を改装して造られた「プラテア」。

 ステージと客席の造りはそのままに、客席部分がすべてレストランとなり、総面積6,000平方メートルという、一大食のエンターテインメント施設に生まれ変わった。


天井の高さはもと大型映画館ならでは。ステージではDJが軽快な音楽を流している。

 5階建てのフロアすべてがフードコートやレストランとなっていて、ステージはそのままエンターテインメントが催される。


タパス専門店。どれも美味しそうだ。

バーは夜遅くににぎわうので、夕方はこんな感じ。

 地下と1階はカジュアルなフードコートで、地下にはイタリアン、メキシカン、肉料理、ヘルシーフード、寿司バーなど世界各地の料理があり、1階はバーとタパスがメインで、ベーカリー、チーズ&ハム、ベルモット専門店などが並ぶ。


「カナラ・ビストロ」の前菜。迷ったらセットメニューを選ぶといい。

ミニハンバーガー。中のハンバーグがジューシーですこぶる美味しかった!

 2階はミシュランの星を3回も獲得した経歴をもつリカルド・カマレナが監修する「カナラ・ビストロ」、3階はカクテルバー、4階はクラブとなっている。


3階からステージまではかなりの距離がある。

ステージではDJだけでなく、ライブ演奏もある。

 ステージではDJが音楽をかけていたり、歌や演奏などのライブが催されたり。クライマックスには天井から女性ダンサーが降りて来て空中アクロバットを披露してくれる。


天井から女性が降りて来てアクロバットが始まった!

 わざわざ劇場まで行かなくても、食事を楽しみながら、様々なエンターテインメントを楽しめるのだ。

 ステージが見やすいテーブルにするか、バーに近いテーブルにするか、はたまた生ハムの近くにするか、居心地のいい場所を選んで楽しみたい。

Platea Madrid
(プラテア・マドリード)

所在地 C/Goya, 5-7, 28001 Madrid
http://plateamadrid.com/

部屋ごとに異空間が待っている
巨匠スタルクのデザイン


「ラムセス・ライフ」のエントランス。大きな窓からはシャンパンバーが見える。

 マドリードが城壁で囲まれていた頃の名残でもあるアルカラ門は、マドリードのランドマークのひとつ。そのアルカラ門に面した場所に「ラムセス・ライフ」がある。


インテリアはすべてフィリップ・スタルクのデザイン。

 このレストランは、なんと、巨匠フィリップ・スタルクが全館デザインした、スペインで唯一のレストランだ。

 フランス人デザイナー、フィリップ・スタルクは、家具をはじめ、食器、トイレタリー製品、電化製品、車、インテリア、建築など、ありとあらゆるデザインで知られている。

 日本では、1989年に、墨田区にあるアサヒビール吾妻橋ホールの建築デザインを手がけた。

 そんな世界的デザイナーが手がけたレストランはハンパじゃない。


個室のデザインは、それぞれまったく違う。この部屋はテーブルにライトが仕込まれている。

壁や窓に手書きの図形や文字が描かれている。もちろん、落書きではなく、すべてがインテリアの一部だ。

トイレの照明はシャンデリア、蛇口は鳥のくちばしになっている。

壁に描かれた図形もすべてデザイン。インテリアが楽しいと会話も弾む。

 遊び心が満載で、テーブルにライトが仕込まれていたり、壁や廊下に落書きのような手書きの模様があったり、トイレにシャンデリアが掛かっていたり。インテリアが斬新すぎて料理のことを忘れそう(笑)。



左:食事の前にスナックから。
右:日本の焼き鳥にそっくりなピンチョスも。味は甘めの照り焼き風。

 取材時にはピンチョスをいただいたが、食事は地中海料理をベースにトレンドを取り入れた料理。世界各地のワインはもちろん、日本酒まで揃えていて料理と合わせて楽しむことができる。

 テラス席を含めて連日満席の人気ぶりだ。


入店したときにガラガラだった1階のシャンパンバーは、22時過ぎともなるとこのにぎわいに。

Ramses.Life
(ラムセス・ライフ)

所在地 Puerta de Alcalá. Plaza Independencia 4, 28001 Madrid
https://www.ramseslife.com/

【取材協力】
イベリア航空

http://www.iberia.com/


たかせ藍沙 (たかせ あいしゃ)

トラベル&スパジャーナリスト。渡航約150回・70カ国、海外スパ取材約250軒超、ダイビング歴約800本超。日々楽しい旅の提案を発信中。著書は『美食と雑貨と美肌の王国 魅惑のモロッコ』(ダイヤモンド社)、薔薇でキレイになるためのMOOK『LOVE! ROSE』(宝島社)など。楽園写真家・三好和義氏と共著の『死ぬまでに絶対行きたい世界の楽園リゾート』(PHP研究所)は台湾と中国で翻訳出版、第2弾『地球の奇跡、大自然の宝石に逢いに… 青の楽園へ』(PHP研究所)も中国で出版された。新刊『ファーストクラスで世界一周』(ブックマン社)発売即重版決定!
Twitter https://twitter.com/aisha_t
ブログ http://ameblo.jp/aisha
「たかせ藍沙のファーストクラスで世界一周」Facebook
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文・撮影=たかせ藍沙



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