2019/03/16 11:00

シャボン玉みたいな球体テントに宿泊 モルディブのポップなリゾートへ!

#169 Finolhu
フィノール
(モルディブ)


約1.8キロも続くサンドバンクはフィノールのアイコン。

 バア環礁に位置するフィノールは、“レトロシック”をコンセプトにした、モルディブにかつてなかった雰囲気の1島1リゾート。

 60~70年代の音楽シーンをテーマにしたポップなデザインに彩られ、ビーチを歩いていても知らず知らずにステップを踏んでいるような、ウキウキとした気分で過ごせます。


ビーチバブルは、このホテルを所有・運営する会社、ザ・スモール・モルディブ・アイランド・カンパニーのアイデアによって誕生。

 そのフィノールに、ビーチキャンプのイメージを一新させるテントがお目見え。

「ビーチバブル」ではなんと、シャボン玉のようなクリアな球体の中に泊まります。約1.8キロ続くフィノール自慢の砂州の、人目につかない一角に登場しました。

 ビーチバブルに滞在するには、通常のお部屋を確保し、アナザーなプログラムとして追加料金(2名1室1泊600米ドル)で体験できます。


四柱ベッドの中からはこんな眺め。天体望遠鏡も用意されています。夜は天蓋を下ろすと、周囲の視線をシャットアウト。

 チェックイン後、サンセットに合わせてビーチバブルへ。

 スタッフから最初にドアの開閉について、説明を受けます。テントは空気圧で膨らませているので、ドアの開け方を間違えると、しぼんでしまうとか。

 早速、室内に入ってみると、エアコンが効いていて快適! 透明な膜のような壁一枚の向こうに、波打ち際があり、室内にいるのに、屋外にいる気分。


電気ケトルやエスプレッソマシーン、ルーターやブルートゥース機能付きスピーカーなど、アメニティや備品が充実。

 ベッドルームの裏手にはトイレやシャワーも完備。シャンプーやバスタオル、スリッパ、バスローブも用意されています。

 SMEGの電気ケトルや、ブルートゥース機能付きのマーシャル風のスピーカーなど、備品もレトロなデザイン。

 エスプレッソマシーンやWi-Fiのルーターもあり、ちょっとしたホテルより充実しているかも⁉

 そして、ウッド張りの床に、天体望遠鏡とシャンパンを冷やしたバケツも! 

宇宙の中心にぽつんと浮かぶ感覚


サンセットディナーから滞在はスタート。

 室内をチェックしているところへ、スタッフが食事の準備が整ったと、透明な壁の向こうからジェスチャーを送ってきます。

 用意されていたのは、白砂を掘り起こしたテーブルとイス。そこにシーフードやステーキなどのごちそうがサーブされます。

 サンセットから夜の海まで、大きな空の変化に包まれ、モルディブの大自然を貸し切りにした気分です。

 食事を終えてテントへ戻ると、そこからがハイライト。

 ちょうどスーパームーンの前日だったため、見上げると、大きな月が中天で輝いています。ライトを消して四柱ベッドに寝転ぶと、月の光の筋がまっすぐ差し込んでくるよう。

 月明りに照らされた波から、波音がサラウンドに響きます。宇宙の中心にぽつんと浮かんでいるような不思議な感覚。

 これが、カップルだったらなぁ……。誰かと感動を分かち合う日を夢見て、一人星空の下、眠るのでした。


翌朝のビーチバブル。大潮だったため、波打ち際が近い。ちなみに、テント内には念のために救命胴衣の用意も。

 翌朝は食事の前に隣の無人島へ歩いて渡って、ぐるりと一周。

 人間の足跡はひとつも付いていないけれども、無数のヤドカリや、カメのものらしきトラクターのような足跡を発見。夜の間、周囲では生き物たちの営みが繰り広げられていたようです。


朝食の準備に取り掛かるスタッフ。海と空の真ん中での朝ごはんはごきげんです。

 朝食も1組のみのテーブルを波打ち際にセッティング。朝日を受けながら、気持ちのいい一日の始まりです。


水上コテージの桟橋の長さはモルディブ屈指。

 ビーチバブルは1棟のみのスペシャルな部屋ですが、フィノールには水上、ラグーン、ビーチのロケーションに125棟のヴィラがあります。


ロックスター・2ベッドルーム・オーシャン・プールヴィラ。ビル・ゲイツのファミリーなどセレブが滞在。ソファの脇にはシャンパンをオーダーするためだけの直通電話が。

 そのうち最上位クラスは「ロックスター・2ベッドルーム・オーシャン・プールヴィラ」。なんと、こちらのダイヤル式電話はシャンパンをオーダーするための直通ライン。遊び心が効いています。

パリス・ヒルトンが
DJとして登場したことも!


ワーゲンバスを改造したアクティビティデスク。

 島内を走る電動カートはパステルカラー、ツアーデスクはピンク色のワーゲンバス。


シネマルームやラウンジ、バーが集まった2階建てのビーチクラブバー。プール脇にはDJブースが。

ディーバをテーマにしたスパのトリートメントルーム。

ホテル内の施設案内も、60~70年代テイスト。

 スパの「ザ・コーヴクラブ」の各トリートメントルームは、60~70年代の歌姫がモチーフとなり、施術中に流れる音楽もディスコやロック、ジャズなどからチョイスできます。


約1.8キロ続くサンドバンクへは伝統的な船ドーニのシャトル運航もありますが、もちろん徒歩でも。

 夜の始まりとともに、ゲストが繰り出すのは、プールサイドの「ビーチクラブバー」。


夜はパーティーアイランドの顔に。かつてパリス・ヒルトンもDJしたとか。

日替わり、週替わりの多彩なパフォーマンス。月に一度、サンドバンクにてフルムーンディナーも開催。

 DJやパフォーマーが連日トロピカルな夜を盛り上げてくれます。毎月開催されるフルムーンディナーは、サンドバンクに設置した巨大な焚火を囲んでダンス、ダンス。

 パーティー好きにもおすすめなリゾートです。

フィノール

●アクセス ヴェラナ国際空港から水上飛行機で約30分。または国内線で約20分+スピードボート約10分
●おすすめステイ先 フィノール
https://www.finolhu.com/

【取材協力】

エス・ティー・ワールド
https://stworld.jp/

トラベルファクトリージャパン
電話番号 03-5784-2522
http://www.tf-jpn.com/


古関千恵子 (こせき ちえこ)

リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること1/4世紀あまり。世界各国のビーチを紹介する「世界のビーチガイド」で、日々ニュースを発信中。
「世界のビーチガイド」 http://www.world-beach-guide.com/

文・撮影=古関千恵子



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