2019/03/27 12:00

食品&日用品の台湾土産を買うなら お洒落なマーケット「神農生活」で!

「買う」も「食べる」も満喫
新しい形のマーケット

 2018年秋にMRT中山駅前にオープンした「誠品生活 南西」。

 台湾を代表する書店「誠品書店」が手掛けるショッピングモールには、コスメから食品、ファッションまで、ありとあらゆる台湾ブランドが集まっています。

 そんなモールの4階にあるのが「神農生活×食習」。

 ここはMRT圓山駅近くにある「神農市場」と同じく、「MAJI FOOD & DELI」が運営するマーケット。

 選りすぐりの食品と台湾らしい日用雑貨が手に入ります。市の中心部にあり、交通が便利なのも魅力的です。


日曜~木曜は22時、金曜、土曜は22時半までと、夜遅くまで営業しているのも嬉しいところです。

 ちなみに、「神農」とは医薬と農業を司る古代中国の神様のこと。

「MAJI」とは中国語では「麻吉」と表現し、英語の「match」に由来。

 「気の合う友達」という意味から、「人々の暮らしに寄り添う存在でありたい」という願いが込められています。

 木目調を基本とした明るい店内には、ジャムやハチミツ、麺、茶葉、ドライフルーツ、郷土銘菓など、さまざまな食品が並びます。

 伝統製法を守る老舗のラー油やXO醤、ゴマ油といった調味料なども充実しています。

 中には「MAJI FOOD & DELI」と老舗メーカーがコラボしたオリジナル商品もあります。


ディスプレイも洗練されており、商品が見やすいのも魅力。

 さらに、食品だけでなく、昔ながらの日用品も多数扱っているのが特色。蒸籠や竹カゴ、手作りのハサミや鍋敷き、ミニ箒など。

 ベテラン職人の手によって作られたものは、一つ一つにぬくもりが感じられます。

 そのほか、デニム地のエプロンやメッシュのエコバッグ、小麦粉の袋をリサイクルしたバッグなど、センスの良いグッズもあります。


昨今、台湾ではレトロな日用雑貨が見直される傾向にあります。

 なお、隣に併設された食堂「食習」では、店で扱っている生鮮食品や調味料などを用いた家庭料理が楽しめます。

 優しい味付けの料理が多く、しかも定食のスタイルなので、一人でも気軽に楽しめます。

 買い物ついでに寄ってみてはいかがでしょうか。


定食8種類で、280元~350元。季節によってメニューは変わります。写真手前は高菜と蓮の実が入ったひき肉料理。奥は客家料理の酸菜(からし菜の漬物)と豚肉を炒めたもの。そのほか、おやつには黒糖カステラが人気です。

若き女性工芸家が手掛ける
美しい竹細工製品

◆「筑子」
鍋敷き 420元
小物入れ 1,280元~


伝統の中に新しさがあり、センスの良さが感じられます。

 2016年に女性工芸家の楊筑鈞さんによって設立された「筑子」ブランド。

 台湾では竹製品と言えば伝統的な農具や婚礼道具などが一般的でしたが、「筑子」ブランドでは現代的なセンスを取り入れ、日常生活で使いやすいものを製作しています。

 菊の花の形をした編み目が可愛らしくて好評です。

キュートなデザインの
鍋敷きやハサミなども

◆「元」
鍋墊 (鍋敷き) 400元
復古梅記傳統剪刀(ハサミ)
169元(持ち手が緑)
純手工王記剪刀(ハサミ)
360元(持ち手が黒)


デニム地の鍋敷きも人気です。

 店ではさまざまな手作り雑貨を扱っています。

 カラフルな紐を組み合わせた鍋敷きは年配の女性たちが丁寧に作りあげたもの。一つ一つ柄が異なります。

 また、持ち手の部分が丸みを帯びたハサミは、可愛らしいフォルムが人気。

 台南のベテラン職人の手によるもので、職人技がきらりと光る商品です。


このサイズのハサミは家にひとつあると重宝します。

効能別で選べる!
漢方茶のティーバッグ

◆「Lim tê」
漢方茶 165元(5袋入り/1箱)


漢方の匂いは強くなく、飲みやすいものとなっています。

 商品名の「Lim tê(リム・テー)」は台湾語で「お茶を飲む」という意味。

 これは老舗の漢方薬店とコラボして作ったオリジナル商品です。

 全部で5種類あり、それぞれ複数の生薬がブレンドされています。

 消化を助けるもの、身体を温めるもの、新陳代謝を活発にするもの、喉の渇きを癒やすもの、安眠を促すもの、と効能別になっています。

 自分の身体の状態に合わせて選びましょう。

料理好きの方はマストバイ!
MAJIのオリジナル調味料

◆オリジナル
不是醤 160元


貝柱の旨みが効いた「海鮮干貝醤」(280元)も人気です。

「MAJI FOOD & DELI」が独自開発した調味料は、質の高さに定評があります。

 厳選した素材を用い、味付けもグッド。数種類ありますが、中でもおすすめは四川の花胡椒や唐辛子、ゴマなどで作ったラー油「不是醤」。

 これは「MAJI FOOD & DELI」の自信作で、ヒマワリの種入りとピーナッツ入りの2種類があります。

 香りがよく、コクのある辛さで、野菜炒めやチャーハン、麺、餃子のタレなどに使えます。

「不是醤」(タレではないという意味)というネーミングも興味深いです。

究極のシンプルさ!
MAJIのオリジナルグラス

◆オリジナル
鶯歌玻璃杯 80元 


今後も新しい文字が登場する予定とのことなので、買い揃えていくのも楽しそうです。

 最近、台湾の雑貨店やセレクトショップでは、このミニサイズのオリジナルグラスをよく見かけます。

 店によって柄が異なり、それぞれが個性を競い合っています。

「神農生活」のグラスは、「神」「農」「菜市場」(伝統的な市場の意味)などと、白い文字で書かれたシンプルなもの。

 中国語ではなく、台湾語の発音表記も入っており、郷土文化を大切にしたいという思いが伝わってきます。

洗練されたパッケージが
評判のキンカン菓子

◆「Geli民雄金桔」
金桔蜜餞 130元
金桔果片 130元


「金桔蜜餞」は甘すぎず、見た目も美しいのが特色。「金桔果片」は袋を開けるだけでさわやかな香りに包まれます。パン作りが得意な方は具としてトッピングするのもおすすめ。

 キンカン菓子は台湾ではお茶請けとして親しまれています。

「Geli民雄金桔」は台湾南部の嘉義県民雄にある三代続く老舗ブランド。

 ここでは台湾産の「金黄金桔」という種類を使用しています。

 キンカンは一年中採れますが、「金黄金桔」は冬場のみ収穫されます。

 実を丸ごとシロップ漬けにした「金桔蜜餞」と、皮を薄くスライスした「金桔果片」の2タイプを扱っています。

「金桔果片」はそのまま食べても、ヨーグルトに入れてもOK。

 甘酸っぱくて美味しいだけでなく、ビタミンAやCなども豊富です。喉の調子が悪い時にも効果があると言われています。

 防腐剤や香料などの添加物は一切含まれていないので、安心して味わえます。

コーヒー好きな方には
希少な台湾産コーヒーを

◆「Sonbérnor 松柏農」
ドリップコーヒー
阿里山産、南投県産 各420元(5袋入り/1箱)
屏東県産 450元(5袋入り/1箱)


パッケージのデザインも洗練されています。

 近年、台湾はお茶だけでなく、コーヒーも注目を集めています。

 台湾産のコーヒー豆は日本統治時代から栽培が始まり、戦後は衰退していましたが、ここ数年、再び脚光を集めています。

「神農生活」では、日本人ロースターが手掛けるブランド「Goodman Roaster」の阿里山産コーヒーのほか、「Sonbérnor 松柏農」というブランドのものも扱っています。

 阿里山産のほか、台湾中部の南投県国姓産や南部の屏東県大武山産のコーヒー豆もあります。

 台湾産コーヒー豆の値段はやや高めですが、フルーツのような独特な風味をもつのが魅力です。

 特別な方へのお土産にいかがでしょうか。

神農生活×食習
(センノンセンフオ×スーシー)

所在地 台北市中山區南京西路14號 誠品生活 南西4F
電話番号 02-2563-0818
交通 MRT中山駅1番出口から徒歩3分
営業時間 11:00~22:00(金・土曜 ~22:30)
定休日 無休
http://www.majifoodanddeli.com/default.aspx


片倉真理 (かたくら まり)

台湾在住ライター。1999年から台湾に暮らし、台湾に関するガイドブックや書籍の執筆、製作に携わる。そのほか、機内誌への寄稿や女性誌のコーディネートなども手がけている。2011年に台湾で出版した中国語書籍『在台灣,遇見一百分的感動~片倉真理 旅的手記』(夏日出版社)のほか、共著に『食べる指さし会話帳・台湾』(情報センター出版局)、『台湾で日帰り旅 鉄道に乗って人気の街へ』(JTBパブリッシング)など。2018年4月20日に新刊『台湾探見 Discover Taiwan-ちょっぴりディープに台湾体験』(ウェッジ)を刊行。

文・撮影=片倉真理



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