2019/04/13 15:00

最新トレンドの粋を集めた モルディブの「今」が分かるリゾート

#171 Vakkaru Maldives
ヴァッカル・モルディブ
(モルディブ)


バア環礁に2017年12月オープンしたヴァッカル・モルディブ。

 世界初の海中レジデンスやバブル型のテントに、島を横断するロングプール……。

 このところモルディブでは、奇想天外なアイデアを形にした、いわば飛び道具的な施設をもつリゾートが話題を呼んでいます。


ビーチでシャンパン・ブレックファスト。エアコンの効いた屋内スペースもあります。

 一方、それほど大掛かりではない新しいトレンドも生まれています。

 たとえば、水上コテージで海面の上にネットを張った“カタマランネット”や星空の下でのシネマ鑑賞のようなロマンティックな演出もあれば、オーガニックファーム(土壌が痩せているので、野菜栽培が難しいため)やワインセラー(温度管理が難しいため)といったモルディブの環境を克服したものも。


最も贅沢な4ベッドルーム水上プールレジデンス。プールの一角がガラス製で、海に浮かんでいるような仕掛けが。

 今回ご紹介するヴァッカル・モルディブは、2017年12月にバア環礁にオープンした5ツ星リゾート。

 後発組のメリットを生かし、大掛かりではないけれども評判のいいトレンドを巧みに取り入れた上で、客室はハイテク。いい意味で、いいとこ取りなのです。

 “ヴァッカル”とは、モルディブの言葉で“ヤシの木”という意味。

 かつてヤシ農園だった島には、今も1,400本のヤシの木がにょきにょきと生えています。そのせいか、新しいリゾートながら、緑が豊かで落ち着きを感じます。

 ちなみに、南アリ環礁にあるダイビングリゾート「ヴァカルファリ」とは別のリゾートになります。


モスクのモチーフを使ったカービングの装飾がアクセントになった客室。

 125の客室は、ビーチと水上がほぼ半々。プライベートプール付きやファミリー向けなどタイプが細かく分かれ、2階建て4ベッドルームのハイエンドな客室もあります。


広々としたリビングや、ファミリー向けに子供部屋のある客室タイプも。

 オランダ人デザイナーが手掛けた客室は、モルディブのモスクなどでみられる精緻なカービングなど伝統的なモチーフがアクセントになった、エレガントな雰囲気です。

ハイテクな客室に驚いた!


照明やカーテンはiPadで操作します。二重ロックなど、ハイテクな装備です。

 注目したいのは、そのハイテクぶり。iPadひとつで照明やカーテン、テレビなどを、ベッドルームやリビング、バスルームごとに制御できます。

 そしてルームロックが二重なのは、あれこれモルディブのリゾートを見てきましたが、初めて。プライバシーがきっちり確保されています(ロックを二度解除しなくてはならないのが、ちょっぴり面倒!?)。


男女別にポーチにおさめられたバスアメニティ。

 オーストラリア産オーガニック素材を使った「アペレス」の男女別のバスアメニティ、「マリアージュ フレール」の紅茶など、小物類も吟味されています。

 そして各部屋に人数分、用意された自転車は、電動カートを待たずに島内の移動ができて便利です。


サンセット時にゲストが集まる洋上の「ラグーンバー」。

 レストランは4カ所、バーは2カ所。

 シャンパン・ブレックファストが楽しめるメインの「アマニィ」、木々に囲まれたサンドカーペットのファインダイニング「ヴァック」のほか、寿司カウンターのある水上バーやイタリアンレストラン、ソムリエのいるワインセラーもあります。


プールサイドのイタリア料理「イソレッタ」。

 島内にはオーガニックファームがあるので、野菜やハーブは新鮮。沖にぽつりと浮かんだ小島では、二人だけのロマンティックディナーもセットしてもらえます。食体験のバリエーションは上々です。


野菜やハーブを栽培しているオーガニックファーム。

スパから眺めるサンセットは最高!


大型クルーザーで洋上へ。スタッフがイルカの背びれを探します。

 大型クルーザーでドルフィンウォッチングに繰り出す、あるいはハウスリーフでのスノーケリングでインド洋固有種のパウダーブルー・サージョンフィッシュの群れとたわむれる。

 ボートを駆って沖へ、あるいはハウスリーフで気ままに近場で、海遊びができます。


ボートの舳先をすり抜けるように泳ぎ、時折ジャンプするイルカたち。

水上コテージの下にはギンガメアジの群れが。

 水上コテージ近くには、海底に青くぽっかり口を開いたブルーホールというポイントもあります。

 マリンライフの充実度は、さすがユネスコ生物圏保存地域だからレベルも高いです。


スパやジムなどウェルネス施設は水上に。

 そして2階建ての水上スパは、トリートメントルームの床のガラス部分が大きく取られています。施術中も水中風景を楽しめる仕組みです。

 とはいえ、あまりの気持ちよさに、すぐ寝てしまうのですが。

 スパには海に張り出したようなジャグジーエリアもあります。実はここ、サンセットの穴場。


サンセットを眺めながらジャグジーでまったり。ほぼ貸切状態。

 ジャグジーに浸かりながら、水平線に沈む壮大な夕日がハウスリーフも空もすべて茜色に染めていきます。

 モルディブのトレンドアイテムをあれこれ取り揃えたヴァッカル。最旬のモルディブが効率よく体験できます。

ヴァッカル・モルディブ

●アクセス マーレのヴェラナ国際空港から水上飛行機で約25分
●おすすめステイ先 ヴァッカル・モルディブ
https://www.vakkarumaldives.com/

【取材協力】

エス・ティー・ワールド
https://stworld.jp/

トラベルファクトリージャパン
電話番号 03-5784-2522
http://www.tf-jpn.com/


古関千恵子 (こせき ちえこ)

リゾートやダイビング、エコなど海にまつわる出来事にフォーカスしたビーチライター。“仕事でビーチへ、締め切り明けもビーチへ”をループすること1/4世紀あまり。世界各国のビーチを紹介する「世界のビーチガイド」で、日々ニュースを発信中。
「世界のビーチガイド」 http://www.world-beach-guide.com/

文・撮影=古関千恵子



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