2019/06/12 13:00

メロウな雰囲気を帯びたアイドル 田原俊彦はバブルの階段を駆け上った

【第1回】
田原俊彦


「哀愁でいと」発売時の田原俊彦は、当時のアイドルとしては遅いデビューの19歳だった。

 初めてアイドルがデビューして人気者になる瞬間をリアルタイムで見たのは、田原俊彦だった。デビュー曲は「哀愁でいと」(1980年)。その名の通り、どこか哀愁漂うメロディーは、アメリカのアイドル歌手、レイフ・ギャレットの「New York City Nights」のカバーだった。

 当時の歌番組では、欧米のヒット曲をコーナーでカバーすることも多かったし、知っての通り、西城秀樹の「YOUNG MAN(Y.M.C.A.)」のヒットが1979年ということを考えても、そんな流れを受けてのことなのかもしれないが、「哀愁」の漂うマイナーコードのダンス曲というのは、何かこちらに訴えかけるものがあった。

 今の“トシちゃん”のイメージがどうなのかはわからないが、デビュー当時の“トシちゃん”というのは、意外にも、どこか陰鬱なイメージがあった。

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