2019/07/19 07:00

「そば処 四谷 更科」の涼を呼ぶ麺冷チャーシューメンで一杯が粋

 気温も上がりムシムシしてくると、食べてからだの中から冷ましたくなるもの。

 今回紹介する涼を呼ぶ麺は、一見ひねりが効いているようで、実は直球のおいしさ。必食です!


そば処 四谷 更科の
「冷チャーシューメン」

●推薦人:
小宮山雄飛さん

 日本蕎麦屋の品書きに「冷やし」と付くとなぜかワクワクしませんか。

 たとえば「たぬきそば」ってタネものの中では最下層の扱いを受けてますよね、かけそばに揚げ玉をのせただけのやつですから。

 でもこれが「冷やしたぬき」となると、途端にワクワクする。

 揚げ玉以外に大根おろしなんかも乗ってるのだろうか?  冷やした汁がかかったタイプか、ぶっかけるタイプか。ワサビで行くか七味で行くか。あれこれ考えると楽しくなってくる。


おろし入り冷やしたぬき 864円(税別)の大根おろしは粗さとシャキシャキ感が最高!鬼おろしならではの食感、たっぷりのった揚げ玉&削り節で大満足。

 そんな蕎麦屋における魔法のワード「冷やし」が付くメニューの中でもこちらの「冷チャーシューメン」は格別のワクワクをくれます。

 なにしろ、ラーメンがおいしいと評判の蕎麦屋の、さらに冷やし中華ですから、カーブにカーブがかかった魅力的なメニュー。


冷チャーシューメン 1,188円(税別)。

 蕎麦用の出汁は使わず、ラーメン用のスープとも別の、冷やし中華専用に作っているスープは甘すぎずさっぱりした味が魅力。蕎麦屋なのに中華麺も自家製というのもすごい。

 さらに上にどかっとのった自家製チャーシューが厚切りで実に食べ応えがあるので、僕のおすすめの食べ方は、このチャーシューに和がらしを付けてツマみながら、まずはビールを一杯。

 ハムにナルトにキュウリ、紅ショウガと、具材を順繰りにツマミにして、瓶ビールを1本空けたら、いよいよ本丸の麺へ突入!

 冷やしなので麺が伸びにくいからこそできる、酒吞みの上級な楽しみ方。蕎麦屋の冷やし中華で一杯、これぞ粋な夏の過ごし方です。


ラーメン 648円(税別)は、そば処ながら注文する人の多い人気の一品。自家製の細めの麺、シンプルな具、素朴で懐かしいスープの味わいに、またすぐに食べたくなる。



そば処 四谷 更科

所在地 東京都新宿区新宿1-30-5
電話番号 03-3351-2951
営業時間 ランチ 11:30~15:00、ディナー 17:30~20:30(L.O.)
価格 Lunch、Dinnerともに540円~
定休日 土、日曜、祝日
カード 利用不可
座席数 54
おすすめの人数 ひとりで大丈夫
※1936年創業、今年で83年にもなる老舗の蕎麦店。蕎麦はもちろん、ラーメンの麺もチャーシューも自家製で、カレーなどごはんもの、丼ものも充実。

小宮山雄飛の
FOOD TOPICS

こちらもパンチの効いた
ラーメンを出す蕎麦屋!


 こちらもパンチの効いたラーメンを出す蕎麦屋!

 ラーメンのおいしい蕎麦屋といえばもう1軒、千駄ヶ谷の〈ほそ島や〉も忘れてはいけません。

 こちらも蕎麦出汁を効かせた、いわゆる蕎麦屋系のラーメンではなく、動物系の旨みが効いた、パンチのある一杯。町中華のラーメンよりインパクトがあります。

 大きめの刻みネギがどさっと入ってるのも嬉しく、これで一杯650円は今時破格。

 蕎麦屋で「今日は気分を変えてラーメンでも食べてみるか」ではなく、「ラーメン食べたいー!」という時こそ行きたくなる、本気の一杯を出す店です。

[千駄ヶ谷/晴れ/12:00]

●紹介してくれたのは……
小宮山雄飛(こみやま ゆうひ)さん

ホフディランのボーカルにして渋谷区観光大使兼クリエイティブアンバサダー。うまいものに精通し、音楽界のグルメ番長との異名を持つ。オリジナルレシピをまとめたカレー本を2冊上梓。また、最新刊『今日もひとり酒場』(扶桑社)が好評発売中。http://hoff.jp/

Text=Yuhi Komiyama
Photographs=Wataru Sato



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