2019/08/07 07:00

褒められ台湾土産の新定番になる!? マジョリカタイル柄グッズが可愛い

かつては富裕の証だった
華やかなマジョリカタイル

 MRT西門駅近くにある赤レンガ建築。「西門紅樓」の館内には台湾のクリエイターたちが手掛ける素敵なブランドが勢揃いしています。

 その一つが今年(2019年)1月にオープンした「台湾花磚博物館」のショップです。


かつては市場だった建物。現在はリノベーションされ、カフェやショップが入っています。

「台湾花磚博物館」とは、台湾南部の嘉義市にあるマジョリカタイルをテーマにした博物館のこと。

 マジョリカタイルとは、幾何学模様や花、フルーツ、鳥などが手描きされた立体的で色鮮やかなタイル。

 眺めているだけでもワクワクしてくる可愛らしいものばかりです。

 ここでは、この柄をモチーフにしたオリジナルのアクセサリーやインテリアグッズを販売しています。


バラエティに富んだ商品を扱っています。

 マジョリカタイルは大正初期から昭和初期にかけて日本で製造されていました。当時、台湾にも数多く持ち込まれ、富裕層の間で流行したという歴史があります。

 そのため、台湾向けに縁起の良い図柄が描かれたものなども存在しました。

 たとえば、福の到来を願うパイナップルや子孫の繁栄を願うザクロなどが挙げられます。

 台湾の伝統家屋を訪れるチャンスがありましたら、ぜひ屋根や壁、家具などの装飾に注目してみてください。とりわけ、台湾南部や澎湖諸島などの家屋に多く残っています。


マジョリカタイルはイギリスの「ヴィクトリアンタイル」を模倣して作られたもの。主に台湾やシンガポール、インドなどに輸出されていました。

 館長兼オーナーである徐嘉彬さんは、マジョリカタイルに魅せられ、20年という歳月をかけて各地で収集してきたという人物。

 老家屋が取り壊されるという話を耳にすると、すぐに駆け付け、家主から許可を得て、タイルを救い出してきたのだそうです。

 今やコレクションの数は5千点におよび、その一部が嘉義の博物館やここ西門紅樓店で展示されています。


館長の徐嘉彬さんはIT企業に勤めるエンジニア。マジョリカタイルの保存と研究に取り組んでいます。

「日本にルーツがあり、台湾の伝統文化の一つでもあるマジョリカタイルをより多くの人たちに知ってもらいたい」と熱く語る徐さん。

 まずは西門紅樓店でその魅力に触れ、機会があれば嘉義の博物館にも足を伸ばしてみましょう。


小さなブースですが、マジョリカタイルの魅力が詰まっています。

顔周りが一気に華やかになる
イヤリング

◆イヤリング
 380元


同じ柄のピアスもあります。

 デルフィニウムという花がデザインされたイヤリング。

 これは実際に金門島にある伝統家屋にあったタイルの図柄で、花の短い命を人生に喩え、「一瞬の中の永遠のきらめき」を表現しています。

 不定期ではありますが、イヤリングを製作体験するイベントも開かれているので、タイミングが合えば参加してみるといいかも。

センスの良い手鏡で
気分もアップ!

◆マジョリカタイルミラー
 260元


全部で5種類あります。

 マジョリカタイルの柄にはそれぞれ意味があります。

 たとえば幸運を表す「四つ葉のクローバー」や、清らかな愛と風のように自由な心を表した「春の雪」、純潔の愛を表した「マグノリアの花」など。

 その意味も参考にして、自分のお気に入りを選んでみましょう。

事務用品にもおすすめの
ミニタイルマグネット!

◆台湾タイル磁石
 8枚1組 360元


3×3センチと小さなサイズです。

 タイル模様の磁石は8枚で1組になっています。

 夏の青空をイメージした青系、秋の黄金色に実った稲穂をイメージしたゴールド系、春の桜をイメージした淡いピンク系があります。

 一つ一つがそれぞれ異なる図柄で、並べて貼るとエキゾチックな雰囲気になります!

マスキングテープ愛好家が
注目するタイル柄!

◆マスキングテープ
 100元


思わずまとめ買いしたくなります!

 マジョリカタイル柄のマスキングテープは8種類。

 菊やマグノリアや百合、ベゴニアの花、さらにサファイアなどの模様が描かれたテープがあります。

 文房具好きの方にプレゼントすると喜ばれること間違いなしです。

高貴な雰囲気もある
マジョリカタイルのバッジ

◆バッジ
 180元


友人と柄違いで購入してみてはいかが?

 バッジの柄は全部で8種類。

 金色の菊の花柄は、台中・霧峰にある台湾五大名家の一つ、林家の伝統家屋にあったタイルがモチーフになっています。

 それぞれの商品にはデザインの由来となった伝統家屋についての説明書き(日本語もあり)が付いており、マジョリカタイルに対する知識を深められるのも嬉しいところです。

部屋に飾りたい
復刻版マジョリカタイル

◆マジョリカタイル
 320元


左端上下二枚は吸水コースター(180元)。そのほか、タイルを竹枠に入れたコースター(450元)やシリコーン製コースターなど(100元)もあります。

 マジョリカタイルは百年経っても色褪せないと言われており、店内の壁に飾られた伝統タイルもまるで新品のように見えます。

 これらは館長の徐さんが古い家屋から取り外した際、化学薬品を使って黒カビを除去し、2カ月かけてクリーニング作業をしたものです。

 現在は復刻版も製作されており、嘉義の博物館では手作り体験もできます。

 西門紅樓店で販売しているタイルは陶器の町として知られる鶯歌で新たに生産されたもの。部屋のインテリアに飾ってみてはいかがでしょうか。

台湾花磚博物館
(タイワンホワツワンポーウークワン)

https://www.1920t.com/

西門紅樓店

所在地 萬華區成都路10號
電話番号 02-2311-9380
アクセス MRT西門駅1番出口から徒歩約2分
営業時間 11:00~21:30
     (金・土曜 11:00~22:00)
定休日 月曜


嘉義本店

所在地 嘉義市林森西路282號
電話番号 0979-060-750
営業時間 10:00~12:00、14:00~17:00
定休日 月・火曜
入場料 50元(館内のショップで
買い物した場合、50元割引)


片倉真理 (かたくら まり)

台湾在住ライター。1999年から台湾に暮らし、台湾に関するガイドブックや書籍の執筆、製作に携わる。そのほか、機内誌への寄稿や女性誌のコーディネートなども手がけている。2011年に台湾で出版した中国語書籍『在台灣,遇見一百分的感動~片倉真理 旅的手記』(夏日出版社)のほか、共著に『食べる指さし会話帳・台湾』(情報センター出版局)、『台湾で日帰り旅 鉄道に乗って人気の街へ』(JTBパブリッシング)など。2018年4月20日に『台湾探見 Discover Taiwan-ちょっぴりディープに台湾体験』(ウェッジ)を刊行。

文・撮影=片倉真理



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